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夏の夜空を彩る1万発の花火と圧巻のナイアガラの滝!信州千曲市千曲川納涼煙火大会は、長野県内でも有数規模を誇る夏の風物詩です。2025年は8月7日に開催。有料観覧席は7月6日から販売開始しており、早めの確保がおすすめです。
アクセス方法や駐車場情報、穴場スポット、屋台情報など、花火大会を最大限楽しむための情報を網羅した完全ガイド。混雑状況や雨天時の対応、持ち物リストも掲載しているので、安心して当日を迎えられます。
周辺のホテルや旅館、イベント情報も紹介しているので、花火大会と合わせて信州の夏を満喫する計画を立てるのにも役立ちます。
まずは、公式発表された大会の基本情報を正確に押さえておきましょう。
2025年の開催は正式に決定しています。夏の計画を立てる参考にしてください。
打ち上げ場所が川の中州のため、千曲川を挟んだ両岸の広いエリアから観覧できるのが大きな魅力です。
約1万発もの花火が約90分間に渡って打ち上げられるプログラムは、多彩な演出が自慢。特に以下の3点は見逃せません。
花火の迫力を最大限に味わうなら、打ち上げ場所に最も近い右岸(戸倉上山田温泉側)に設けられる有料観覧席が絶対におすすめです。
※以下は過去の実績を含む参考情報です。2025年の席種や料金の詳細は、公式サイトの発表をお待ちください。
天候に関する公式情報は以下の通りです。
払い戻しは原則として大会が完全に中止になった場合のみとなります。当日の開催可否は、公式サイトやSNSで発表されるため、家を出る前に必ず確認しましょう。
正確な一次情報は公式サイトから得るのが最も確実です。特に開催が近づいたら、交通規制や駐車場の詳細図などをチェックしてください。
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約6万5000人が集う大会です。アクセス方法の事前計画が、当日を快適に過ごすカギとなります。
最も推奨されるアクセス方法が、公共交通機関の利用です。
帰りの駅は大変混雑し、切符売り場に長蛇の列ができます。交通系ICカード(Suicaなど)への十分な金額のチャージを忘れないようにしてください。
車でのアクセスルートと所要時間の目安です。
公式に約1100台の駐車場(有料・無料あり)が用意されますが、来場者数を考えると、これは決して十分な数ではありません。臨時駐車場は会場から離れている場合が多く、16時頃には満車になる可能性が高いと予測されます。車で向かうなら、早着が必須です。
例年、主要な臨時駐車場と会場付近を結ぶシャトルバスが運行されます。 非常に便利な交通手段ですが、花火の開始直前や終了直後はバス乗り場も大変な混雑に見舞われます。バスを待つ時間も考慮し、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。運行ルートや時刻表は、公式サイトで確認が必要です。
大会当日は、18時頃から会場周辺で大規模な交通規制が敷かれます。 特に会場となる大正橋や万葉橋周辺は車両通行止めとなり、歩行者天国になるエリアも存在します。カーナビの情報だけを頼りにせず、事前に公式サイトで公開される交通規制図を必ず確認しておきましょう。
やはり最も確実なのはしなの鉄道を利用する方法です。 車を利用する場合は、会場周辺の渋滞と駐車場探しの困難を避ける「パーク&ライド」を強く推奨します。これは、しなの鉄道の屋代駅や坂城駅といった、会場から1~2駅離れた駅周辺の駐車場に車を停め、そこから電車で戸倉駅へ向かう方法です。帰りの出庫もスムーズで、渋滞のストレスを大幅に軽減できます。
最高の思い出を作るための、鑑賞スポット選びのポイントを紹介します。
有料席の最大のメリットは、打ち上げ場所に最も近い安全距離内で観覧できること。花火が開く「ドン!」という音が、空からではなく、地面から体に直接響き渡るような臨場感を体験できます。場所取りの心配なく、開場時間の17時から屋台を楽しみながらのんびり過ごせるのも魅力です。
無料の穴場スポットを確保するには、早めの行動が不可欠です。人気の河川敷エリアは、遅くとも15時にはレジャーシートを広げたいところ。中には午前中から場所取りをしている方も見受けられます。 ただし、必要以上に大きなシートで場所を占有するのはマナー違反。譲り合いの精神を大切にしましょう。
結論として、許可なくドローンを飛行させることは絶対にやめてください。 花火大会の会場は、航空法における「催し場所の上空」に該当し、国土交通省の許可・承認なしでの飛行は法律で禁止されています。また、多くの観客がいる場所での飛行は極めて危険です。
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万全の準備で、花火大会をさらに満喫しましょう。
公式情報にもある通り、会場となる河川敷や土手沿いには屋台が出店します。 有料席なら開場時間の17時から、無料席でも早めに場所取りをして、明るいうちからお祭りグルメを楽しむのがおすすめです。定番の焼きそばやかき氷に加え、信州名物「おやき」や「山賊焼」を探してみてはいかがでしょうか。
風情ある温泉街と花火大会には、浴衣がよく似合います。 戸倉上山田温泉の多くの旅館では、宿泊者向けに浴衣のレンタルや着付けサービスを行っています。手ぶらで訪れても、浴衣姿で花火見物を楽しめるのは嬉しいポイントですね。
花火大会の余韻に浸りながら温泉で汗を流すのは、最高の贅沢です。 会場周辺の戸倉上山田温泉には、老舗旅館から近代的なホテルまで様々な宿泊施設があります。ただし、花火大会当日は半年前から予約が埋まり始めるほど人気です。宿泊を考えているなら、一刻も早く予約することをおすすめします。
戸倉上山田温泉 ホテル晴山 源泉掛け流しの美肌の湯
戸倉上山田温泉 有田屋旅館 24時間入浴可能な源泉かけ流し温泉&信州味覚をお部屋食で
戸倉上山田温泉 心がふれあう民芸の宿 中央ホテル 田舎の実家や親戚の家に着いた時のような気楽な温泉宿
お子様と一緒でも安心して楽しめるよう、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
大混雑の中では、一瞬でお子様から目を離してしまう危険があります。 はぐれてしまった時の集合場所(「あの橋の時計の下」など具体的な目印)を事前に決めておきましょう。また、お子様のポケットに名前と連絡先を書いたメモを入れておくと、万が一の時に役立ちます。 会場には救護所も設置されますので、場所を事前に確認しておくと安心です。
会場周辺には仮設トイレが設置されますが、どこも長蛇の列ができます。特に女性用トイレは30分以上待つことも珍しくありません。 お子様がいる場合は、早め早めにトイレに行くことを心がけ、コンビニや施設のトイレも場所を把握しておくと良いでしょう。
会場周辺の未舗装の河川敷や、大混雑する場所でのベビーカーの移動は非常に困難です。 基本的には抱っこ紐の持参を強く推奨します。ベビーカーを持っていく場合は、移動が比較的スムーズな会場の端の方で観覧するなどの工夫が必要になります。
会場の一角には、金魚すくいや射的、くじ引きといった、子供たちが大好きな縁日コーナーが設けられます。花火が始まる前の時間に、お祭り気分を味わうのも良い思い出になるはずです。
残念ながら、屋外の会場に常設の授乳室やおむつ替えスペースは期待できません。 車で来ている場合は車内で対応するのが最も現実的です。もしくは、宿泊先の旅館や日帰り入浴を受け付けている施設に相談してみるのも一つの手です。
第94回を迎える歴史ある「信州千曲市千曲川納涼煙火大会」。山間にこだまする迫力の音響、川面に映る1万発の光、そしてフィナーレを飾る壮大なナイアガラ。そのすべてが、あなたの夏の最高の思い出になるはずです。
この記事でご紹介した公式情報を基にしっかりと計画を立て、万全の準備で当日をお迎えください。2025年の夏、信州千曲の夜空に咲く圧巻の華を、心ゆくまでご堪能あれ。
公式ホームページ: http://www.chikuma-hanabi.jp/