-->
三重県津市にある「かざはやの里」は、約77,700株のあじさいが咲き誇る関西屈指の名所です。毎年6月から7月にかけて開催される「あじさいまつり」では、45品種もの色とりどりのあじさいが訪れる人々を魅了します。
見どころは、あじさいで描かれた巨大な地上絵や、風早池を借景にした絶景スポット。開花状況に合わせて変動する入園料や、混雑を避けるための時間帯など、あじさいまつりを最大限楽しむための情報を網羅しています。
アクセス方法や駐車場情報、周辺の観光スポットも紹介しているので、初めての方でも安心して訪れることができます。この記事を読めば、かざはやの里 あじさいまつりの魅力を余すことなく体験できるでしょう。
梅雨の季節、心を晴れやかにしてくれる美しい花といえば「あじさい」ですね。三重県津市に広がる「かざはやの里」は、伊勢温泉ゴルフクラブ内に位置し、福祉と環境をテーマにした花の名所として知られています。
春には梅や藤が咲き誇りますが、初夏の主役はなんといっても「あじさい」。「日本一美しい」とも云われるそのあじさい園は、33,000平方メートルもの広大な丘陵地に、53品種、約77,700株ものあじさいが咲き乱れ、訪れる人々を魅了してやみません。
「かざはやの里」のあじさいまつりは、毎年多くの観光客で賑わう人気のイベントです。2025年も、その美しい風景に出会える季節がやってきます。この記事では、2025年のあじさいまつりを最大限に楽しむための情報を、見どころからアクセス、注意点まで、余すところなくお届けいたしましょう。
「かざはやの里 あじさいまつり 2025」について、以下のような疑問をお持ちではありませんか?
この記事では、これらの疑問にすべてお答えします。事前にしっかりと情報をチェックして、素晴らしいあじさい観賞の思い出を作ってください。
いよいよ開催される2025年のあじさいまつり。まずは、楽しむための基本的な情報を確認していきましょう。
2025年の開催期間と開園時間は以下の通りです。
例年より少し早めに始まり、7月中旬まで楽しめますね。朝早くから開園しているので、涼しい時間帯に訪れるのも良いでしょう。
かざはやの里は、三重県津市戸木町にあります。伊勢自動車道を利用すると便利です。
かざはやの里には、広大な駐車場が完備されています。
600台と十分なスペースがありますが、見頃を迎える時期の土日祝日、特に午前10時~午後2時頃は大変混雑します。満車になることも珍しくありません。
経験に基づくアドバイス: 可能であれば平日に訪れるか、土日祝日であれば開園直後の8時台、もしくは混雑が和らぐ15時以降を狙うと、比較的スムーズに駐車できる可能性が高まります。乗り合わせて来場するなどのご協力も混雑緩和につながるでしょう。
あじさいまつり期間中は、入園料(花園維持管理協力金)が必要です。料金は、あじさいの開花状況によって変動します。
「最高美」の時期は料金が高くなりますが、それだけの価値がある絶景が期待できます。開花状況と料金は、公式サイトで確認してからお出かけになると安心です。
お出かけ前には、必ず最新の情報を公式サイトやSNSでチェックしましょう。開花状況やイベント情報、現在の入園料、混雑状況などがリアルタイムで発信されることもあります。
広大な敷地を持つかざはやの里。その中でも、あじさいまつりの見どころを詳しくご紹介します。
なんといっても最大の見どころは、その規模です。33,000平方メートルの広大な敷地に、53品種、約77,700株ものあじさいが植えられています。
緩やかな丘陵地を埋め尽くすように咲くあじさいのグラデーションは、まさに絶景。特に、あじさいエリアの半分を一望できる高台からは、思わず歓声があがるほどのパノラマが広がります。
さらに、かざはやの里ではデザインされた植栽も見どころです。「恋のWAVE」「TSUWAVE」「あじさい時計」「品種別のあじさい花壇」など、テーマを持ったエリアが設けられています。また、垂仁天皇が作り、藤堂高虎が名付けたとされる「風早池」を借景とした風景も、ここでしか味わえない魅力でしょう。
かざはやの里では、おなじみの「セイヨウアジサイ」から、可憐な「ガクアジサイ」、山あじさい系の品種、「アナベル」、そしてここでしか見ることのできない品種まで、53種類ものあじさいを楽しめます。
様々な品種が時期をずらして咲くため、長い期間あじさいを楽しめます。白、ピンク、紫、赤、青と、色とりどりの競演は圧巻です。
専門的視点: あじさいの色は、土壌のpH(酸度)によって変化します。酸性土壌では青色が強く、アルカリ性土壌では赤色が強くなる傾向があります。かざはやの里では、様々な色のあじさいが見られることから、土壌管理にも工夫が凝らされていることが伺えます。品種ごとの花壇もあるため、違いを見比べてみるのも面白いかもしれません。
近年、かざはやの里で大きな注目を集めているのが「花手水」です。手水鉢に色とりどりのあじさいの花を浮かべたもので、その美しさは息をのむほど。
季節ごとに花の種類が変わりますが、あじさいの時期の花手水は格別です。様々な色や形のあじさいが水面に浮かぶ様子は、涼やかでフォトジェニック。SNSで投稿する人も多く、これを目当てに訪れる人も少なくありません。場所は数カ所設置されることが多いので、園内マップでチェックしてみてください。
せっかく訪れるなら、美しい写真を残したいですよね。おすすめの撮影スポットと、ちょっとした撮影のコツをご紹介します。
撮影のコツ: 光の向きを意識しましょう。順光だと色が鮮やかに出ますが、逆光だと花びらが透けて幻想的な雰囲気になります。曇りの日は光が柔らかく回り、あじさいの色がしっとりと写るので、実は絶好の撮影日和ともいえます。
例年、あじさいまつり期間中には、様々なイベントが開催されます。
2025年の具体的なイベント情報や、ライトアップの有無については、公式サイトでの発表をご確認ください。
快適にあじさいまつりを楽しむために、事前に準備しておきたいことや注意点を確認しておきましょう。
かざはやの里は自然豊かな丘陵地です。歩きやすい服装と靴が基本となります。
前述の通り、見頃の土日祝日は大変混雑します。特に、駐車場待ちや園内の通路が混み合うことがあります。
時間に余裕を持った計画を立てることが、ストレスなく楽しむための鍵となります。
「あじさいは雨が似合う」と言われるように、雨の日のあじさい観賞も風情があって素敵です。雨粒に濡れた花びらは、より一層色鮮やかに見えます。
ただし、雨天時は足元が滑りやすくなるため、注意が必要です。
雨の日は来園者が減る傾向にあるため、かえってゆっくりと鑑賞できるというメリットもあります。雨対策をしっかりすれば、雨の日ならではの美しい光景に出会えるでしょう。
かざはやの里では、リードを着用していればペット(犬)の同伴が可能です。愛犬家にとっては嬉しいポイントですね。
ただし、同伴にはルールがあります。
マナーを守り、他の来園者もペットも気持ちよく過ごせるように心がけましょう。最新のルールは公式サイトで確認してください。
園内は坂道や砂利道が多いのが現状です。
小さなお子様連れの場合は、迷子にならないよう注意し、こまめな休憩と水分補給を心がけてください。(0歳~12歳は入園無料です)
あじさいを堪能した後は、美味しいランチや周辺観光も楽しみたいですよね。
園内には、軽食やお土産を販売する売店があります。
かざはやの里周辺には、魅力的な飲食店が点在しています。いくつかおすすめをご紹介します。
津市やその周辺には、他にも魅力的な観光スポットがあります。
遠方から訪れる方や、ゆっくりと観光を楽しみたい方向けに、周辺の宿泊施設をご紹介します。
旅のスタイルに合わせて選んでみてください。
|
今回は、「かざはやの里 あじさいまつり 2025」について、最新情報に基づいて詳しくご紹介しました。
53品種、約77,700株ものあじさいが織りなす「日本一美しい」とも云われる絶景は、一度は見ておきたいもの。「恋のWAVE」や「花手水」など、見どころも満載です。
5月30日(金)から7月13日(日)まで開催されるあじさいまつり。この記事を参考に、しっかりと準備をして、2025年の初夏はぜひ「かざはやの里」へ足を運んでみてください。きっと、色とりどりのあじさいが、あなたの心を豊かに彩ってくれることでしょう。
参考URL