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一面に広がる約2万株の紫色の絨毯と、あたりを包み込む癒やしの香り。埼玉県嵐山町にある「千年の苑ラベンダー園」は、東京ドームとほぼ同じ、約4.7ヘクタールもの広さを誇る首都圏最大級のラベンダー畑として、多くの人々を魅了しています。
2025年も「らんざんラベンダーまつり」の開催が決定しました!
この記事では、2025年の「らんざんラベンダーまつり」を訪れたいあなたへ、開催期間やアクセス方法、注目の体験イベント、そしてラベンダー園の魅力を最大限に楽しむための情報を、最新情報に基づいて詳しくお届けします。
この記事を読めば、千年の苑ラベンダー園での一日を120%満喫するための準備が整うでしょう。
まずは、2025年の「らんざんラベンダーまつり」と千年の苑ラベンダー園の基本情報をしっかりおさえましょう。
まつり期間中は毎日開園していますが、最終入場時間に注意が必要です。時間に余裕を持ってお出かけください。
なんと、2025年の千年の苑ラベンダー園の見学料は無料です! ただし、この美しいラベンダー園を維持・管理していくために、協力金のお願いをしています。訪れた際には、ぜひご協力をお願いいたします。
※駐車場料金は別途かかります(後述)。
ラベンダー園を訪れるなら、やはり一番美しい見頃の時期を狙いたいもの。過去のデータを見ると、千年の苑ラベンダー園の見頃は6月中旬頃になることが多いようです。 (参考:2024年 6/15~18頃、2023年 6/13頃、2022年 6/17頃)
ただし、「見頃」には2つの考え方があります。
どちらの「見頃」を楽しみたいかで、訪問時期を考えるのも面白いかもしれませんね。最新の開花状況は、嵐山町観光協会のサイトでチェックしましょう。
千年の苑では、2025年は10種類ものラベンダーが栽培されています。
その中でも主役は、ラバンディン系の「グロッソ」。香りが強くて甘く、オイルやドライフラワーに向いている品種です。比較的育てやすく、千年の苑の広大な敷地を彩っています。
その他にも、イングリッシュ系の「おかむらさき」「ヒドコート」や、ストエカス系の「オーシャンブルー」など、個性豊かなラベンダーたちに出会えます。色や形、香りの違いをじっくり観察してみてください。
<ラベンダー豆知識> ラベンダーは地中海沿岸原産のシソ科の植物。学名は「洗う」を意味するラテン語に由来します。イングリッシュ系、ラバンディン系など、様々な系統があるのですよ。
ラベンダーまつり期間中は、嵐山渓谷観光多目的広場(ラベンダー駐車場)に様々なお店が出店します。地元の特産品やグルメ、ラベンダーグッズなどが並ぶ予定です。ラベンダー鑑賞と合わせて、お買い物やお食事も楽しめますね。
2025年のアクセス情報をまとめました。駐車場には注意点もありますので、しっかり確認してください。
関越自動車道の東松山ICまたは嵐山小川ICから、国道254号経由で約8km、約15分です。 カーナビには、駐車場①「嵐山町鎌形2822-1」(※表示されない場合は「嵐山渓谷バーベキュー場」を目指す)または駐車場②「嵐山町鎌形2857」を設定しましょう。
駐車場は2箇所あり、合計400台駐車可能です。どちらも右折での入場はできませんのでご注意ください。
土日は大変混雑し、満車になる可能性があります。早めの時間帯に到着するか、公共交通機関の利用をおすすめします。
東武東上線「武蔵嵐山駅」で下車します。
土日のみ、武蔵嵐山駅西口と会場(嵐山渓谷観光多目的広場)を結ぶシャトルバスが運行されます。 利用するには、「嵐山町ステーションプラザ嵐なび」または「イベント会場内観光案内所」に立ち寄る必要があります。 乗り場は路線バスとは異なるため、注意してください。詳細はコールセンターへの問い合わせが推奨されています。
美しいラベンダーを見るだけでなく、様々な体験ができるのが「らんざんラベンダーまつり」の魅力です。
広大なラベンダー畑には、思わず写真に収めたくなる景色が広がっています。
素敵な写真を撮るためのポイントは前回ご紹介しましたが、2025年はぜひ「香り」も意識してみてください。最も香りが強いとされる「花が2~3輪咲いた状態」のラベンダーを探して、その美しさを切り取ってみましょう。
自分でラベンダーを摘み取れる、人気の体験です。
摘みたてのフレッシュなラベンダーの香りを、お家に持ち帰りましょう。
摘み取ったラベンダー(または用意されたもの)を使って、オリジナルのクラフト作品を作れます。
制作時間は30分程度。旅の良い記念になりますよ。
嵐山渓谷観光多目的広場の出店エリアでは、ラベンダーソフトクリームなどの限定スイーツや、地元のグルメが楽しめるはずです。また、ラベンダーグッズやお土産も豊富に揃います。どんなお店が出ているか、ぜひ覗いてみてください。
快適に楽しむために、混雑対策と持ち物リストをチェックしましょう。
やはり土日の午前11時~午後3時頃が最も混雑します。駐車場は満車になりやすく、右折入場もできないため、渋滞には注意が必要です。
狙い目は、
日差し対策と歩きやすさがポイントです。
お子様連れでも楽しめますが、ベビーカーは押しにくい場所があるかもしれません。トイレの場所やおむつ交換台の有無は、事前に確認するか、現地で案内所などに尋ねると安心です。こまめな休憩と水分補給を心がけましょう。
ペット同伴に関する情報は、提供された資料にはありませんでした。必ず事前に嵐山町観光協会に確認してください。同伴可能な場合でも、リード着用やマナー厳守は必須です。
ラベンダー園の前後には、嵐山町の自然やグルメも満喫しましょう。
武蔵嵐山駅周辺や、少し足を延ばした場所に、素敵なカフェやレストランがあります。地元の食材を使ったランチなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。
満腹ラーメン三宝 ボリューム満点のラーメンが味わえる https://tabelog.com/saitama/A1105/A110502/11007615/
駅前嵐山食堂 昭和歌謡曲が流れるノスタルジックな定食屋さん https://tabelog.com/saitama/A1105/A110502/11047448/
モール 雰囲気のある純喫茶 https://tabelog.com/saitama/A1105/A110502/11013558/
近隣には温泉旅館やホテルもあります。ゆっくり滞在して、嵐山町の魅力を深く味わうのも良い選択です。
温浴グランピングで至福のひとときを
屋上で温泉が楽しめる
関東最大級のラベンダー畑「千年の苑ラベンダー園」の魅力を余すところなくご紹介しました。2024年の開花状況やイベント情報はもちろん、写真撮影のコツや穴場スポット、周辺観光情報まで、あなたのお出かけをサポートする情報が満載です。
広大なラベンダー畑に広がる紫色の絨毯は、息をのむほどの美しさ。ぜひ、五感でラベンダーを体感し、心身ともにリフレッシュしてください。
この記事を参考に、あなただけの千年の苑ラベンダー園の楽しみ方を見つけてくださいね。