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千葉県にある麻綿原高原は、約2万株のあじさいが咲き誇る関東屈指の名所。7月上旬~下旬に見頃を迎える日本アジサイは、どこか懐かしい風景を作り出します。
都心からのアクセスも良好で、車ならアクアライン経由、電車ならJR外房線「茂原駅」からバスでアクセス可能。周辺には清澄寺や養老渓谷など観光スポットも充実しています。この記事では、麻綿原高原のあじさいの見どころ、アクセス方法、周辺情報に加え、写真撮影のコツや混雑状況、現地の食事情報まで詳しく解説します。
1-1. 天拝園と妙法生寺:約2万株のあじさいが織りなす絶景
麻綿原高原のあじさいは、天拝園と名付けられた妙法生寺境内を中心に咲き誇ります。約2万株ものあじさいが斜面を埋め尽くす光景は圧巻で、訪れる人々を魅了します。青、紫、ピンク、白といった色とりどりの花々が織りなすグラデーションは、まるで絵画のような美しさです。
1-2. 日本アジサイの魅力:素朴な色合いの花が一面に広がる
麻綿原高原に咲くあじさいは、主に日本アジサイです。西洋アジサイと比べると花房は小ぶりですが、その分、素朴で優しい色合いが特徴。一輪一輪が可憐に咲き誇り、どこか懐かしい風景を作り出します。
1-3. 平地より遅い見頃:7月上旬~下旬が見頃
標高約340mに位置する麻綿原高原は、平地よりも気温が低いため、あじさいの見頃が遅めです。例年7月上旬から下旬にかけてが見頃となり、都心から少し足を延ばせば、まだ見頃のあじさいを楽しめます。
1-4. あじさい祭りの開催:7月の第3日曜日に開催
毎年7月の第3日曜日には「麻綿原高原あじさい祭り」が開催されます。地元の特産品販売やイベントが行われ、多くの人で賑わいます。あじさいの見頃に合わせて訪れるのもおすすめです。
1-5. その他の見どころ:周辺の自然や景色も楽しめる
麻綿原高原はあじさいだけでなく、周辺の自然や景色も魅力的です。展望台からは、房総丘陵の美しい景色を一望できます。また、周辺にはハイキングコースも整備されており、森林浴を楽しみながら散策するのもおすすめです。
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2-1. 車でのアクセス方法:東京・千葉方面からのルート
車でのアクセスは、東京方面からはアクアライン経由、千葉方面からは圏央道経由で、大多喜町方面へ向かいます。大多喜町からは県道81号線を経由し、麻綿原高原を目指します。無料駐車場も完備されています。
2-2. 公共交通機関でのアクセス方法:電車とバスの乗り継ぎ
公共交通機関を利用する場合は、JR外房線「茂原駅」で下車し、小湊鉄道バスに乗り換えます。「粟又の滝」または「養老渓谷駅」行きのバスに乗り、「麻綿原入口」で下車します。そこから徒歩約40分で麻綿原高原に到着します。
2-3. 周辺の観光スポット:清澄寺や養老渓谷など
麻綿原高原周辺には、日帰り温泉や観光スポットが点在しています。日蓮宗の古刹である清澄寺や、粟又の滝で有名な養老渓谷など、自然豊かな観光地を巡るのもおすすめです。
2-4. 宿泊施設情報:周辺のホテルや旅館
麻綿原高原周辺には、温泉旅館やホテルなど、様々な宿泊施設があります。あじさいの時期は混雑が予想されるため、早めの予約をおすすめします。
2-5. おすすめの服装や持ち物:歩きやすい靴や虫よけスプレーなど
麻綿原高原は山間部に位置するため、歩きやすい靴や服装で訪れるのがおすすめです。また、夏場は虫が多いため、虫よけスプレーや長袖・長ズボンを着用するとよいでしょう。
3-1. 写真撮影のコツ:美しいあじさいを写真に残す
あじさいを美しく撮影するには、背景をぼかしたり、光の方向を工夫したりするとよいでしょう。また、雨上がりのあじさいは水滴がつき、より一層美しく輝きます。
3-2. 混雑状況とおすすめの時間帯:ゆっくり鑑賞できる時間帯
あじさいの見頃時期は混雑が予想されます。特に週末や祝日は多くの人で賑わうため、平日の午前中や夕方など、比較的空いている時間帯を狙って訪れるのがおすすめです。
3-3. あじさいの種類と特徴:日本アジサイや西洋アジサイなど
麻綿原高原には、日本アジサイを中心に、西洋アジサイやヤマアジサイなど、様々な種類のあじさいが咲いています。それぞれの花の特徴や違いを観察してみるのも楽しいでしょう。
3-4. 現地での食事:周辺の飲食店やカフェ
麻綿原高原周辺には、地元の食材を使った料理を提供する飲食店やカフェがあります。あじさい鑑賞の後は、美味しい食事で腹ごしらえをするのもおすすめです。
3-5. その他の注意点:ヤマビル対策やペット同伴について
麻綿原高原はヤマビルが生息しているため、対策をしておく必要があります。長靴や靴下を着用し、肌の露出を少なくするとよいでしょう。また、ペット同伴での入場は禁止されているため、注意が必要です。
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去年の様子
千葉県にある麻綿原高原は、約2万株のあじさいが咲き誇る、息を呑むような絶景が広がる場所です。7月上旬から下旬にかけて見頃を迎え、都心からも日帰りで訪れることができます。
天拝園と妙法生寺境内を中心に広がるあじさいは、日本アジサイならではの素朴な色合いで、訪れる人々を魅了します。毎年開催される「麻綿原高原あじさい祭り」では、地元の特産品やイベントも楽しめます。
周辺には、清澄寺や養老渓谷などの観光スポットもあり、自然豊かな環境でリフレッシュできます。車でも公共交通機関でもアクセスしやすい麻綿原高原で、ぜひあじさいの絶景と自然を満喫してみてはいかがでしょうか。