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夏の訪れを告げる北関東最大級の祭り「前橋七夕まつり」。2025年(令和7年)の公式情報が発表されました!
「今年の日程は?」「会場はどこまで広がるの?」そんなあなたの疑問に、最新情報でお答えします。この記事では、開催日程や会場エリアといった基本情報はもちろん、経験に基づいた駐車場の裏ワザや、子連れで快適に楽しむ秘訣まで、どこよりも詳しくお届けします。
しっかり準備して、最高の夏の思い出を作りに出かけましょう!
まずは、確定した2025年の開催概要をチェックしていきましょう。
2025年の前橋七夕まつりは、以下の日程で開催が決定しました。
今年は週末を中心とした3日間の開催です。特に、提灯に灯りがともる夕方以降は、幻想的な雰囲気に包まれ最も盛り上がる時間帯となります。
会場は前橋市の中心市街地一帯です。今年は以下のエリアが公式会場として発表されています。
豪華な飾りが連なるメインのアーケード街から、水辺の涼やかなエリアまで、広範囲で祭りの雰囲気を楽しめます。
はい、前橋七夕まつりは入場無料です。 誰でも気軽に、伝統的な七夕飾りと祭りの活気を楽しむことができます。屋台や一部のイベントは有料となりますので、ご注意ください。
メイン会場の商店街はアーケードがあるため、小雨程度であれば決行されます。 ただし、台風の接近など荒天の場合は、来場者の安全を考慮して一部イベントが中止、あるいは祭り自体が短縮・中止になる可能性があります。
開催に関する最新情報は、公式サイトや公式SNSで告知されますので、天候が不安な日はお出かけ前に確認すると安心です。
お祭りに関する不明点や詳細については、以下の公式窓口へお問い合わせください。
参照URL:
会場までのアクセスは、公共交通機関の利用が最もスムーズです。ここでは、それぞれのアクセス方法を詳しく解説します。
メイン会場の最寄り駅は、**JR両毛線「前橋駅」**です。 駅から会場エリアまでは、徒歩約15分です。駅前からすでにお祭りの雰囲気が始まっており、散策しながら会場の中心部へ向かえます。
また、上毛電気鉄道「中央前橋駅」からも徒歩約10分です。
例年、まつり期間中の土日には、郊外の無料駐車場と会場を結ぶ臨時シャトルバスが運行されます。 2024年は「グリーンドーム前橋 第6駐車場」から会場近くの「群馬県庁」まで運行されました。今年も同様の運行が期待されます。詳細は公式HPの発表をお待ちください。
高速道路を利用する場合、関越自動車道「前橋IC」が最寄りです。 インターを降りてから市街地方面へ約10分で会場周辺に到着します。 ※ただし、期間中は激しい交通渋滞が予想されるため、時間はあくまで目安としてお考えください。
会場周辺には市営・民間の駐車場が多数ありますが、期間中は午前中の早い段階で満車になることがほとんどです。 市営の「前橋プラザ元気21」や「市営P5番街」などは立地が良く人気ですが、入出庫に時間がかかる場合があります。
前述のシャトルバスが発着する「グリーンドーム前橋」や「県庁」の駐車場を利用するパークアンドライドが最もおすすめです。
経験上、狙い目は会場から徒歩15分ほど離れたエリアのコインパーキングです。 利根川を渡った対岸のエリアや、少し南側の住宅街に点在する駐車場は、意外と空いていることがあります。
また、最初から中心部を目指すのではなく、JR新前橋駅周辺の駐車場に停めて、一駅だけ両毛線に乗って前橋駅へ向かうというのも有効な手段です。帰りの渋滞を回避できるため、ストレスなく帰路につけます。
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前橋七夕まつりの魅力は、なんといってもその多彩な見どころです。ここでは絶対に見逃せないポイントをご紹介します。
このお祭りの主役は、通りを埋め尽くす豪華な七夕飾りです。 各商店街や企業、市民団体が趣向を凝らして制作した飾りが、アーケードを鮮やかに彩ります。伝統的な吹き流しやくす玉はもちろん、その年の世相を反映したユニークな飾りも多く、見飽きることがありません。
特に中央通り商店街の巨大な飾り付けは、記念撮影の定番スポットです。
お祭りのもう一つの楽しみといえば屋台グルメでしょう。 定番のたこ焼き、焼きそば、りんご飴はもちろんですが、ぜひ味わってほしいのが群馬のソウルフード「焼きまんじゅう」です。甘じょっぱい味噌ダレが香ばしい逸品で、多くの屋台で提供されています。
他にも、弁天通り商店街では射的や金魚すくい、型抜きといった昔ながらの露店が軒を連ね、ノスタルジックな雰囲気を満喫できます。
まつり期間中は、市街地に設置された特設ステージで様々なイベントが開催されます。 地元の子供たちによるダンスパフォーマンスや、アマチュアバンドのライブ、お笑い芸人のステージなど、多彩なプログラムが組まれる予定です。
詳細なタイムスケジュールは、開催が近づくと公式サイトで発表されますので、お目当てのイベントがある方は要チェックです。
前橋の夏の風物詩「前橋だんべえ踊り」は、まつりのハイライトの一つです。 「だんべえ」という群馬の方言を盛り込んだリズミカルな曲に合わせ、多くの市民チームがオリジナルの衣装で踊りを披露します。飛び入り参加可能な時間帯も設けられることがあり、見るだけでなく参加しても楽しめるイベントです。
例年、期間中の土曜日や日曜日の夕方に行われることが多いです。
「怖いけど、つい入りたくなる」と評判なのが、前橋七夕まつり名物のお化け屋敷です。 最新の技術を使ったものとは一味違う、手作り感あふれる昔ながらの雰囲気が、逆に想像力をかき立てて恐怖を増幅させると人気を博しています。
例年、弁天通り商店街の近くに設置されます。夏の暑さを吹き飛ばす、ひんやり体験はいかがでしょうか。
3日間の開催となる今年、混雑を避けて快適に楽しむためのコツをお教えします。
最も混雑がピークに達するのは、土日の夕方から夜にかけてです。この時間帯は、メイン通りを歩くだけでも一苦労するほどの混雑になります。
七夕飾りをゆっくり見て回り、写真を撮りたいのであれば、開催初日である金曜日の日中が間違いなくベストです。 屋台の準備が整い始める午後2時~4時頃であれば、人混みを避けつつ、お祭りの雰囲気も味わえるので特におすすめの時間帯といえます。
人混みを避けるなら、メインストリートから一本入った路地を巡るのが賢い楽しみ方です。 例えば、広瀬川遊歩道は比較的落ち着いており、川沿いの涼やかな風を感じながら散策できます。そこから弁天通りへ抜け、少しずつ中心部へ向かうルートは、混雑の波にいきなり飲み込まれるのを防げるでしょう。
近年では、主要な場所に設置されたカメラの映像をWebサイトでライブ配信したり、SNSで混雑状況を発信したりする試みも行われています。 また、X(旧Twitter)で「前橋七夕まつり 混雑」と検索すると、訪れている人のリアルな投稿が見られるため、出かける前の参考になります。
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小さなお子様連れでも、ポイントを押さえればお祭りを十分楽しめます。
アーケード内は段差が少ないためベビーカーでの移動は可能ですが、混雑時の使用は困難を極めます。 特に夕方以降は前に進むのも大変なため、抱っこ紐の持参、もしくは併用を強く推奨します。もしベビーカーで回るなら、道幅が比較的広い国道50号線沿いの歩道を利用しつつ、空いている路地を散策するのが良いでしょう。
おむつ替えや授乳が必要になった場合、会場周辺の商業施設や公共施設を利用しましょう。 前橋市は「赤ちゃんの駅」事業を進めており、授乳やおむつ交換ができるスペースが多数登録されています。
これらの施設は会場内にあるため、事前に場所を地図で確認しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
子供たちに人気なのは、キャラクターのお面や、くじ引き、ヨーヨー釣りといった定番の屋台です。 これらの屋台は様々な場所に点在していますが、比較的空いている弁天通りや、少し外れた路地の方が見つけやすく、並ぶ時間も短い傾向にあります。
人混みの中では、一瞬で子供とはぐれてしまう危険があります。 お子様には事前に名前や連絡先を書いた迷子札を持たせ、「もしはぐれたら、このお店の前で待つ」といった具体的な集合場所を決めておくことが重要です。
また、子供はすぐに疲れてしまいます。広瀬川のほとりや、前橋中央イベント広場(まちなか広場)などは、少し腰を下ろして休憩するのに適しています。
当日の快適さが格段にアップする、持ち物と服装のポイントです。
上記の必須リストに加え、うちわや携帯扇風機があると、人混みの中での暑さをしのげます。 また、屋台で買ったものを食べるときに手が汚れることも多いので、ウェットティッシュは非常に重宝します。写真をたくさん撮る方は、モバイルバッテリーも忘れないようにしましょう。
せっかくのお祭りですから、浴衣で出かけるのも素敵ですね。 前橋駅周辺や市内の呉服店では、この時期に合わせて浴衣の着付けサービスを行っている場合があります。手ぶらで訪れてレンタル・着付けをしてもらえるプランもあるので、事前に調べて予約しておくとスムーズです。
ただし、履き慣れない下駄での長時間の散策は禁物。鼻緒で靴擦れ(下駄擦れ)を起こしやすいので、絆創膏を数枚持っていくと安心です。
浴衣でない場合も、履き慣れた歩きやすい靴を選ぶことが最も重要です。 会場は広く、かなりの距離を歩くことになります。おしゃれなサンダルやヒールは避け、スニーカーなどが無難です。服装は、熱がこもりにくい通気性の良いものを選び、日差し対策の帽子や、夜の少し肌寒い時間帯のために薄い羽織ものが一枚あると万全です。
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お祭りの前後に少し足を延ばして、前橋の街をさらに楽しんでみてはいかがでしょうか。
屋台も良いですが、ゆっくり食事をしたいなら周辺のお店へ。 テレビでも紹介された「登利平」の鳥めしや、前橋のソウルフードであるソースカツ丼のお店が市内に点在しています。 また、広瀬川沿いにはお洒落なカフェも多いので、休憩がてら立ち寄るのもおすすめです。
お土産を探すなら、JR前橋駅の物産館や、スズラン百貨店の地下食料品フロアが便利です。 群馬の定番土産である「ガトーフェスタハラダ」のラスクや、磯部温泉発祥の「磯部せんべい」、前橋銘菓の「旅がらす」などが揃っています。
2025年(令和7年)の公式情報に基づき、前橋七夕まつりを心ゆくまで満喫するための情報をご紹介しました。
この記事と公式サイトを参考にしっかりと計画を立て、夏の訪れを告げる伝統のお祭りで、素敵な思い出を作ってくださいね。