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秋の爽やかな風が心地よい季節、一面に広がる可憐なコスモス畑へお出かけしませんか?横須賀市にある「くりはま花の国」では、なんと100万本ものコスモスが丘をピンク色に染め上げる、圧巻の景色が待っています。
「でも、今年の詳しい見頃はいつ?」「混雑する時期のアクセスや駐車場の情報が知りたい」「子供やペットと一緒でも楽しめるのかな?」 そんなあなたの疑問や不安をこの記事がすべて解決します。
2025年の最新見頃予測から、失敗しないアクセス方法、コスモス以外の見どころ、目的別のモデルコースまで、くりはま花の国を120%満喫するための情報を網羅しました。この記事を読んで、秋の最高に素敵な一日を計画してくださいね。
秋の訪れとともに見たくなるのが、風にそよぐ可憐なコスモスですよね。「くりはま花の国」のコスモス畑は、約100万本という圧巻のスケールを誇ります。ここでは、2025年の見頃や最新の開花状況をチェックする方法を詳しくお伝えします。
くりはま花の国のコスモスの見頃は、例年9月中旬から10月下旬にかけてとなります。
ただ、「一番美しい時期」は目的によって少し変わってきます。
お出かけ前には、必ず最新の開花状況を確認するのがおすすめです。天候によって開花のタイミングは毎年微妙に変化します。公式サイトの「開花情報」ページや公式SNSでは、スタッフの方が撮影した現地の写真とともに状況が更新されるため、最も信頼できる情報源となります。
特に、台風の接近後などは花の状況が大きく変わることもあるため、訪問直前のチェックは欠かせません。
くりはま花の国のコスモス園では、主に3種類のコスモスが栽培されています。それぞれの特徴を知っておくと、より一層鑑賞が楽しくなりますよ。
これらの品種が混ざり合って咲くことで、丘全体が美しいグラデーションに染まるのです。
コスモスの開花は、日照時間と気温に大きく影響を受けます。夏の猛暑が長引くと開花が少し遅れる傾向があり、逆に秋の訪れが早い年は見頃も前倒しになることがあります。
例年のデータはあくまで目安と考え、先ほど紹介した公式サイトでリアルタイムの情報を得ることが、最高のタイミングで訪れるための秘訣と言えるでしょう。
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広大な敷地を持つくりはま花の国。どうやって行けばいいのか、駐車場はどこに停めるのが便利なのか、料金はかかるのか、といった疑問をここで一気に解消しましょう。
公共交通機関を利用する場合の最寄り駅は、JR「久里浜」駅または京急「京急久里浜」駅です。
駅から公園までは徒歩で約20分ほど。 バスを利用する場合は、京急久里浜駅前のバスロータリーから【野比海岸】行きに乗車し、「尻こすり坂下」で下車すると、公園の「花の国・西入口」がすぐ目の前になります。ただし、コスモス園へは正門(第一駐車場側)から入る方が近いため、時間に余裕があれば駅から歩くのもおすすめです。
車でのアクセスも非常に便利です。駐車場は第一駐車場と第二駐車場の2箇所があります。
料金は、1回630円(普通車)です。 経験に基づくポイント: コスモスが見頃の土日祝日は、開園後すぐに第一駐車場が満車になることが多いです。その場合、少し離れた第二駐車場を利用することになります。第二駐車場からコスモス園までは坂道を15分ほど歩くため、小さなお子様連れの方は開園時間を狙って早めに到着することをおすすめします。
くりはま花の国の最大の魅力の一つは、入園料が無料であることです。これだけの規模の花畑や施設を無料で楽しめるのは嬉しいポイントですね。
営業時間は24時間開放されていますが、園内施設(レストラン、売店など)や駐車場の営業時間は異なりますのでご注意ください。基本的に駐車場は朝5時から夜21時まで利用可能です。休園日はありません。
園内は起伏に富んでおり、すべての見どころを歩いて回るのは大変です。そこでおすすめなのが、園内を巡回する「フラワートレイン」や「フラワートレインバス」です。
カラフルで可愛い車両は子供たちにも大人気。主要なスポットを結んでくれるので、効率よく園内を散策できます。特に、足腰に自信のない方や小さなお子様連れには必須の移動手段と言えるでしょう。
https://www.kanagawaparks.com/kurihama/access/
くりはま花の国の魅力は、100万本のコスモスだけにとどまりません。一日中楽しめる多彩な施設が揃っています。ここでは、特におすすめの見どころをご紹介します。
せっかく訪れるなら、素敵な写真を残したいもの。ここでは、とっておきの撮影スポットを3つ紹介します。
くりはま花の国のもう一つのシンボルが、全長9.9m、体重5トンという巨大な「ゴジラの滑り台」です。その迫力は大人でも圧倒されるほど。ゴジラの尻尾部分が滑り台になっており、子供たちの歓声が絶えません。
周辺は「冒険ランド」として、45mのローラー滑り台やアスレチック遊具も充実しており、子供連れファミリーには欠かせないエリアとなっています。
散策で疲れたら、ハーブ園に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ラベンダーやローズマリーなど、約130種3万株のハーブが栽培されており、心地よい香りに包まれます。
そして、ハーブ園の奥には無料で利用できる足湯「湯足里(ゆったり)」があります。園内で採れたハーブを使った湯は、歩き疲れた足を優しく癒やしてくれます。眼下に広がる景色を眺めながらの足湯は格別です。タオルを持参することをお忘れなく。
園内にはレストランが2軒あります。
週末のお昼時は混雑しますので、少し時間をずらして利用するのが賢明です。もちろん、お弁当の持ち込みも可能なので、芝生広場でピクニックを楽しむのも良いでしょう。
コスモスの見頃に合わせて「コスモスまつり」が開催されます。期間中は、地元の特産品販売やクラフト体験教室、コンサートなど、様々なイベントが行われることがあります。
お出かけの計画を立てる際は、イベント情報も合わせてチェックすると、より充実した一日を過ごせるはずです。
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誰と行くかによって、楽しみ方は変わるもの。ここでは、3つの目的別モデルコースを提案します。
【第一駐車場】→ フラワートレイン乗車 →【冒険ランド】でゴジラ&アスレチックを満喫 → 徒歩で下りながら【コスモス園】を散策 →【芝生広場】でお弁当ランチ → 徒歩で【ハーブ園】へ →【足湯】で休憩 →【第一駐車場】へ
体力を消耗しやすい子供のために、最初にフラワートレインで一番奥の冒険ランドまで行ってしまうのがポイントです。
【第一駐車場】→ 午前中の光が綺麗なうちに【コスモス園】で写真撮影 → 徒歩で【ハーブ園】を散策 →【レストラン ロスマリネス】で海を眺めながらランチ →【足湯】でのんびり → 園内のカフェで休憩 →【第一駐車場】へ
午前中にメインの撮影を済ませ、午後は景色と癒やしをゆっくり楽しむ、大人向けのコースです。
【第二駐車場】→ 緩やかな坂を上り【芝生広場】でウォーミングアップ →【コスモス園】周辺の園路を散策 →【見晴らしの丘】で休憩 →【第二駐車場】へ
くりはま花の国は、リードを着用すれば愛犬との入園が可能です。ただし、建物内(レストラン等)や花畑の中には入れません。マナーを守り、他の利用者に配慮しながらお散歩を楽しみましょう。
せっかく久里浜まで来たなら、周辺エリアも楽しんでみませんか。車で少し足を延せば、横須賀ならではの魅力に触れることができます。
横須賀グルメの代表格といえば「よこすか海軍カレー」。くりはま花の国から車で20分ほどの「どぶ板通り」周辺には、認定店が数多くあります。濃厚でどこか懐かしい味わいは、散策後の空腹を満たしてくれることでしょう。
横須賀中央エリアには、歴史的な見どころも豊富です。日露戦争で活躍した戦艦を保存する「記念艦三笠」や、アメリカンな雰囲気が漂う「どぶ板通り商店街」など、くりはま花の国とはまた違った横須賀の顔を楽しめます。
https://www.kanagawaparks.com/mikasa/
最後に、来園者からよく寄せられる質問にお答えします。
はい、お弁当の持ち込みは自由です。園内にはテーブルやベンチも多数設置されています。特に、広々とした芝生広場はレジャーシートを広げてピクニックをするのに最適です。
前述の通り、リード着用で入園可能です。ただし、フンの始末はもちろん、他の来園者への配慮が求められます。建物内、花畑内、冒険ランドの遊具エリア、足湯への立ち入りはできませんのでご注意ください。
園内は坂道や階段が多いため、歩きやすいスニーカーが必須です。ヒールのある靴は避けましょう。また、海が近く日差しを遮る場所が少ないため、帽子や日焼け止めなどの紫外線対策も忘れずに行いましょう。秋でも天気の良い日は汗ばむことがあるので、飲み物やタオルもあると安心です。
園内の主要な場所にトイレは設置されています。また、管理棟やパークセンターには授乳室やおむつ交換台も完備されているため、赤ちゃん連れでも安心して利用できる環境が整っています。
くりはま花の国は、100万本のコスモスが咲き誇る絶景だけでなく、子供から大人、そしてペットまで、誰もが一日中楽しめる魅力的な公園です。
この記事でご紹介した見頃の時期やアクセス方法、園内の楽しみ方を参考に、ぜひ秋のお出かけ計画を立ててみてください。風に揺れる可憐なコスモスたちが、あなたを待っていますよ。