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学問の神様・菅原道真公を祀る由緒正しき神社、湯島天神。毎年2月から3月にかけて開催される「梅まつり」では、約300本もの梅が咲き誇り、春の訪れを華やかに告げます。
白梅、紅梅、枝垂れ梅など、様々な種類の梅が織りなす景色は圧巻の一言。甘酸っぱい梅の香りに包まれ、都会の喧騒を忘れてしまうほどです。
期間中は、野点や湯茶接待、物産展など、様々なイベントも開催され、多くの人で賑わいます。
本記事では、湯島天神 梅まつりの基本情報から、見どころ、楽しみ方、周辺情報まで、詳しくご紹介します。
梅まつりを満喫するための服装や持ち物、混雑を避ける方法、写真撮影におすすめのスポットなど、役立つ情報が満載です。
ぜひこの記事を参考に、湯島天神 梅まつりで、一足早い春を感じてください。
湯島天神の梅まつりは、昭和33年(1958年)に始まりました。当時、戦後の復興が進む中で、地域住民に春の訪れを感じてもらいたいという思いから、氏子や地域の人々の協力によって開催されました。
湯島天神は、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る神社です。道真公は梅をこよなく愛した人物として知られており、太宰府に左遷される際に詠んだ「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」という歌はあまりにも有名です。
湯島天神が梅の名所となったのは、江戸時代のこと。徳川綱吉が湯島天神に多くの梅を奉納したことがきっかけと言われています。また、湯島天神の境内は、本郷台地の斜面に位置しており、水はけが良く、梅の栽培に適した土地であったことも理由の一つと考えられています。
約300本もの梅が咲き誇る境内は圧巻です。白梅を中心に紅梅や枝垂れ梅など、様々な種類の梅が楽しめます。特に、本殿に向かって右側に位置する「梅園」は、梅の密度が高く、写真撮影にも最適です。
今年の梅まつりは、例年より開花が早いと予想されています。また、コロナ禍の影響で中止されていたイベントが復活するなど、新たな取り組みも期待されます。公式ホームページで最新情報を確認しておきましょう。 (湯島天神公式ホームページ:https://www.yushimatenjin.or.jp/pc/ume/2025/index.htm )
第68回湯島天神梅まつりは、令和7年2月8日(土)から3月8日(土)まで開催されます。開園時間は午前8時から午後7時30分までです。
湯島天神へのアクセスは、電車、バス、車など、様々な方法があります。
2-2-1. 電車でのアクセス
最寄り駅は、東京メトロ千代田線「湯島駅」3番出口です。徒歩わずか2分で到着します。その他、東京メトロ銀座線「上野広小路駅」、東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」、JR山手線・京浜東北線「御徒町駅」からもアクセス可能です。
2-2-2. バスでのアクセス
都営バス都02、上69系統「湯島三丁目」バス停から徒歩2分です。
2-2-3. 車でのアクセス
首都高速道路1号上野線「上野出口」から約5分です。ただし、梅まつり期間中は周辺道路が大変混雑するため、公共交通機関の利用をおすすめします。
湯島天神の境内への入場は無料です。
湯島天神には専用の駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
湯島天神の境内には、トイレが複数箇所設置されています。また、休憩所として利用できるベンチもいくつかあります。
3-1. おすすめの梅の種類と見頃
湯島天神には、約300本、50種類以上の梅が植えられています。中でもおすすめは、白加賀、豊後、月影などです。これらの梅は、それぞれ開花時期が異なるため、長い期間楽しむことができます。見頃は、例年2月中旬から3月上旬です。
3-2. 写真撮影におすすめのスポット
写真撮影におすすめのスポットは、本殿を背景に梅を撮影できる「梅園」です。また、境内にある太鼓橋や楼門も、梅との組み合わせが美しい撮影スポットです。
3-3. 混雑状況と回避方法
梅まつり期間中は、多くの人で賑わいます。特に、土日祝日は大変混雑します。混雑を避けるためには、平日の午前中や夕方の閉園間際に訪れるのがおすすめです。
3-4. 梅まつり期間中のイベント情報
梅まつり期間中は、様々なイベントが開催されます。
3-4-1. 野点
毎週日曜日に、梅園で野点が開催されます。お茶をいただきながら、梅の香りに包まれる優雅なひとときを過ごせます。
3-4-2. 湯茶接待
2月11日(日)と3月3日(日)には、湯茶接待が行われます。温かいお茶で、ほっと一息つくことができます。
3-4-3. 物産展
期間中は、全国各地の物産展が開催されます。地元の特産品や美味しいものが楽しめます。
3-4-4. 演芸ステージ
土日祝日には、演芸ステージが開催されます。伝統芸能や音楽演奏など、様々なパフォーマンスが楽しめます。
湯島天神周辺には、東京大学や上野公園など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。梅まつりと合わせて、周辺の観光も楽しんでみてはいかがでしょうか。
4-1. おすすめの服装
梅まつり期間中は、まだまだ寒い日が多いです。暖かい服装で出かけましょう。また、境内は石畳になっているため、歩きやすい靴がおすすめです。
4-2. あると便利な持ち物
カメラやスマートフォンは、梅の美しい姿を記録するために必須アイテムです。また、カイロやマフラーなど、防寒対策グッズがあると便利です。
湯島天神周辺には、美味しいランチスポットがたくさんあります。
アランジャルシ 本格的な美味しいピザが食べられます。https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13057017/
Quel こだわりのイタリアンが食べられます。https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131004/13188275/
KUFUKU± 古民家でフレンチが味わえます。https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13233744/
梅まつりで歩き疲れたら、カフェで休憩しましょう。湯島天神周辺には、おしゃれなカフェやレトロな喫茶店など、様々なカフェがあります。
自家焙煎珈琲みじんこ 分厚いパンケーキと硬いプリンが味わえます。 https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13126204/
うさぎや CAFE 美味しいどら焼きが味わえます。 https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13184732/
湯島天神周辺には、お土産にぴったりのものがたくさんあります。湯島天神のオリジナルグッズや、地元の銘菓など、お土産選びも楽しめます。
6-1. ペットを連れての入場は可能ですか?
ペットを連れての入場は可能です。ただし、他の参拝者の迷惑にならないよう、リードをつけるなど、マナーを守ってくださいね。
6-2. 授乳室はありますか?
湯島天神には、授乳室はありません。
6-3. 車椅子でのアクセスは可能ですか?
湯島天神の境内は、バリアフリー対応になっています。車椅子でも安心して参拝できます。
6-4. 雨天時は開催されますか?
雨天でも梅まつりは開催されます。ただし、荒天の場合は中止となる場合があります。
都会の喧騒を離れ、春の息吹を感じることができる「湯島天神 梅まつり」。約300本もの梅が咲き乱れる境内は、まさに都会のオアシスです。
歴史と伝統が息づく湯島天神で、美しい梅の花を愛でながら、学問の神様・菅原道真公にあやかり、心身を清めてみてはいかがでしょうか。
梅まつり期間中は、野点や湯茶接待など、様々なイベントも開催されます。写真撮影に最適なスポットや、混雑を避けるためのコツもご紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。
また、周辺には美味しいグルメスポットやお洒落なカフェもたくさんあります。梅まつりと合わせて、湯島散策も楽しんでみてくださいね。
湯島天神 梅まつりで、一足早い春の訪れを感じてください。