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東武動物公園のイルミネーションは、首都圏でも最大級の「光と音楽の祭典」として知られています。2025-2026年シーズンも、広大な敷地が煌びやかな光に包まれます。まずは、お出かけ前に絶対に押さえておきたい開催スケジュールから確認していきましょう。
2025-2026年のイルミネーションは、月によって開催日が細かく異なるため注意が必要です。
点灯時間は基本的に17:00~20:00です。
ただし、クリスマスイブとクリスマスの12月24日・25日は、21:00まで延長して開催されます。特別な夜を長く楽しめるのは嬉しいポイントですね。
毎年の目玉となっているのが、大型LEDビジョンと音楽が連動する「リズミネーション」です。音楽に合わせて光が踊るような演出は、東武動物公園ならではの魅力といえるでしょう。
また、例年人気アーティストやキャラクターとのコラボレーションイベントが実施されます。詳細なイベント内容については、お出かけ前に必ず下記の公式サイトで最新情報を確認してください。
参考URL:東武動物公園 ウインターイルミネーション見どころ
基本的に、通常の雨程度であればイルミネーションは開催されます。雨に濡れた地面に光が反射し、晴れの日よりも幻想的な写真が撮れることもあるため、小雨程度なら狙い目かもしれません。
ただし、台風並みの強風や豪雨の場合は、安全のために中止、あるいは点灯時間の短縮が行われる可能性があります。当日の天気予報が怪しい場合は、公式X(旧Twitter)などでリアルタイムの情報を確認するのが確実です。
「イルミネーションだけ見たい」「アトラクションも乗りたい」など、目的に合わせて賢くチケットを選びましょう。ここでは具体的な料金をご紹介します。
チケットは大きく分けて2種類あります。いずれも15:00以降に利用可能です。
【イルミネーション入園料】
アトラクションには乗らず、イルミネーションの鑑賞や散策だけを楽しみたい方向けです。
【イルミネーションパス】
入園料に加え、ナイトアトラクション乗り放題が付いたお得なセット券です。夜の遊園地も満喫したい方はこちらが断然お得です。
チケット窓口は、夕方の点灯直前(16:30頃)になると長蛇の列ができることがあります。これを避けるためにも、WEBチケットやコンビニでの前売り券の購入を強くおすすめします。
スマホで購入できる電子チケットなら、寒い中で財布を出したり並んだりする手間が省け、スムーズに入園できます。
上記の通り、中高生料金や、60歳以上のシニア料金(イルミネーションパスのみ設定あり)が用意されています。購入時には学生証や年齢が確認できる身分証明書が必要です。
もし、「入園券だけで入ったけれど、やっぱりアトラクションに乗りたくなった」という場合は、園内で「ナイトアトラクションパス(入園券別途)」を追加購入することも可能です。
当日券は東ゲート・西ゲートの各チケット売り場で購入可能です。しかし、週末の夕方はチケット購入だけで30分以上待つことも珍しくありません。
せっかくのイルミネーションの時間を並ぶ時間に費やさないためにも、やはり事前の購入がベストな選択肢といえます。
東武動物公園は非常に広いため、目的のエリアを絞って回るのが効率的です。
東ゲートから入ってすぐのエリアにある「ハートフルガーデン」は、イルミネーションのメイン会場です。一面に広がる光の花畑や、光のトンネルは圧巻の一言につきます。
ここは三脚を使った撮影が制限される場合があるため、手持ちでも綺麗に撮れる「夜景モード」搭載のスマホやカメラが活躍します。特に、池のほとりから水面に映る光を狙う構図は、プロのような一枚が撮れるおすすめのアングルです。
遊園地エリアでは、アトラクション自体がキラキラと装飾され、動くイルミネーションとして楽しめます。特に「観覧車エマさんのチーズ風車」からの眺めは絶景で、園内全体の光の地図を見下ろすことができます。
イルミネーション開催中も、一部の動物エリアは見学可能です。ただし、多くの動物は暗くなると寝室に戻ってしまうため、「夜の動物園」を期待しすぎると少し物足りないかもしれません。
ホワイトタイガーやペンギンなど、一部展示はライトアップされていることがありますが、動物をしっかり見たい場合は、チケットが有効になる15:00に入園し、日が暮れる前に動物園エリアを回ってしまうのが「通」の楽しみ方です。
毎年設置される「光のランタン」や、動物を模したLEDオブジェは、お子様との記念撮影にぴったりです。カップルの方は、例年設置されるハートのモニュメントや光のトンネルで、顔に光が当たるように工夫して撮影してみてください。
ロマンチックな雰囲気は最高ですが、人混みは避けたいものです。
最大のピークは12月20日(土)〜25日(木)のクリスマスウィークです。この期間は周辺道路を含めて大渋滞が発生します。
狙い目は、12月上旬の平日です。12月は毎日開催されているため、あえて平日を選ぶことでかなりゆったりと鑑賞できます。
年が明けると混雑は一気に緩和されます。特に1月6日以降の土日祝は比較的ゆったりと鑑賞できる「穴場」の時期です。ただし、2月のバレンタインデー前後は再びカップルが増える傾向にあります。
混雑のピークは点灯時間の17:00前後です。この時間を避けるため、15:30〜16:00頃にはゲートに到着しておくことを強く推奨します。
早めに入園して園内のカフェで休憩したり、夕暮れの空が徐々に青く染まる「マジックアワー」を楽しんだりすることで、ストレスなく点灯の瞬間を迎えられます。
イルミネーションパスを利用する方が増えるため、人気ジェットコースターや観覧車は30分〜60分待ちになることがあります。レストランも18:00〜19:00は満席になりやすいため、食事の時間を少しずらすのが賢い選択です。
東武動物公園へのアクセスで最も重要なのが、「ゲートの選び方」です。
電車の場合、東武スカイツリーライン「東武動物公園駅」西口から徒歩約10分です。平坦な道ですが、冬の夜風が冷たいので、駅前から出ている路線バスを利用するのも手です(乗車時間は約5分)。
車で来場する場合、公式駐車場の料金は普通車で1,000円〜1,500円程度(日によって変動あり)です。西ゲート側には3,000台収容の広い駐車場があります。
閉園時間の20:00(または21:00)直後は、出口が渋滞します。これを避けるには、閉園30分前には駐車場に戻るか、逆に閉園後もしばらく余韻に浸って時間をずらす作戦が有効です。
埼玉県のこの地域は北風が強く吹くことがあります。体感温度は都内よりも低く感じるため、ダウンジャケットやマフラー、手袋などの完全防寒スタイルをおすすめします。
園内のショップでカイロや手袋などが販売されていますが、種類は限られるため、持参するのがベストです。
園内のレストランや、イルミネーション期間中に出店するキッチンカーで温かい食事を楽しめます。
東武動物公園駅周辺の飲食店は限られるため、落ち着いてディナーを楽しみたい場合は、春日部駅や大宮駅周辺まで移動するのがおすすめです。
宿泊する場合は、アクセスの良い大宮駅周辺のホテルを拠点にすると便利です。
最後に、東武動物公園ウインターイルミネーションの基本情報をまとめました。スクリーンショットを撮って保存しておくと便利です。
| 項目 | 内容 |
| 施設名 | 東武動物公園 |
| 住所 | 埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110 |
| 電話番号 | 0480-93-1200 |
| 点灯時間 | 17:00~20:00(12/24・25は21:00まで) |
| アクセス | 東武スカイツリーライン 東武動物公園駅から徒歩約10分 |
| 駐車場 | あり(西ゲート側に3,000台/有料) |
| 公式サイト | 東武動物公園 ウインターイルミネーション |
東武動物公園のイルミネーションは、毎年進化し続ける感動のエンターテインメントです。防寒対策を万全にして、大切な人と素敵な冬の思い出を作ってくださいね!