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関東三大イルミネーションにも認定されている「湘南の宝石」。2025年-2026年シーズンの訪問を計画している方がまず知りたい、開催期間や時間、料金といった基本情報を網羅しました。
今シーズンの「湘南の宝石」は、2025年11月22日(土)から2026年2月28日(土)まで開催されます。 約3ヶ月間にわたり、江の島が幻想的な光に包まれる期間となります。クリスマスはもちろん、バレンタインデーまで楽しめるロングラン開催は嬉しいポイントです。
メイン会場となる「江の島サムエル・コッキング苑」と「江の島シーキャンドル(展望灯台)」の夜間営業時間は、日程によって異なります。
【経験者からのアドバイス】 1月10日以降は点灯開始が 17:30 からとなります。また、点灯開始直後は最も混雑しやすい時間帯です。日没のグラデーションと点灯の瞬間を楽しみたい気持ちもありますが、少し時間をずらすのも賢明でしょう。
メイン会場は「江の島サムエル・コッキング苑」および「江の島シーキャンドル」です。 島内だけでなく、片瀬海岸エリアまでイルミネーションが広がります。
電車でのアクセス:
※上記はすべて江の島サムエル・コッキング苑入口までの所要時間目安です。
車でのアクセス: 江の島島内や周辺には有料駐車場(「江の島なぎさ駐車場」など)がありますが、イルミネーション期間中の週末は早い時間(15時頃)から満車になることも珍しくありません。公共交通機関の利用を強く推奨します。
イルミネーションを観覧するには、まず「江の島サムエル・コッキング苑」への入場料が必要です(17:00以降の夜間入場)。
【お得なチケット情報】 別々に購入すると大人合計1,000円になりますが、セット券の利用が断然お得です。
このチケットは、日中のサムエル・コッキング苑入場(通常無料)+シーキャンドル昇塔+17時以降の夜間入場がセットになっています。 さらに、島内の上り坂を楽にする「江の島エスカー」の利用券もセットになったチケットも販売されますので、体力に自信のない方はそちらもご検討ください。
イルミネーションは雨天でも基本的には開催されます。 ただし、台風や強風、大雪などの荒天時は、お客様の安全を考慮し、営業時間の変更や中止となる場合があります。
特に江の島は海に面しているため、風の影響を受けやすいスポットです。 お出かけ前に必ず公式サイトや公式SNS(X:旧Twitterなど)で最新の開催情報を確認しましょう。
https://enoshima-seacandle.com/event/shonannohoseki/https://www.fujisawa-kanko.jp/「湘南の宝石」は、ただイルミネーションが点灯しているだけではありません。エリアごとにテーマがあり、光と自然が融合した芸術的な空間が広がっています。
苑内全体が宝石箱のような空間です。メインの通路だけでなく、奥にある「ウィンザー広場(旧英国総領事館跡)」なども見逃せません。 地面に反射する光や、植物と光のコントラストが非常に美しいエリアとなっています。
「湘南の宝石」のシンボルタワーです。 シーキャンドル自体が美しくライトアップされるだけでなく、必ず昇塔(有料)することをおすすめします。 展望フロアからは、眼下に広がるイルミネーションと、湘南(横浜方面・伊豆半島方面)の夜景が一体となった360度の大パノラマが楽しめます。これは「湘南の宝石」でしか見られない絶景です。
サムエル・コッキング苑に入ってすぐ、来場者を迎えるのが「湘南シャンデリア」エリアです。 無数のクリスタルビーズとLEDが吊り下げられたアーチは、まるで光のシャワーのよう。 ここでの撮影は必須です。特に、アーチの入口手前から、奥に見えるシーキャンドルと一緒にフレームに収める構図が人気でしょう。
「湘南の宝石」は毎年進化しており、昨年度(2024-2025)もエントランスのイルミネーションがリニューアルされ、足元に波打つ光の演出が加わりました。 2025-2026シーズンの新演出や新エリアについては、11月中旬頃に公式サイトで詳細が発表されることが多いです。 (※現時点(2025/11/08)で新エリアの具体的情報はまだ発表されていませんが、情報解禁され次第追記します。)
美しいイルミネーションですが、混雑は避けられません。特に週末の17時~19時は大混雑します。
最大のピークはクリスマスイブ(12/24)とその直前の土日です。 また、開催期間中の土曜日 17:30~19:30は、シーキャンドル(展望台)へのエレベーターが30分以上の待ち時間になることも覚悟しましょう。 年末年始(12/31~1/3)も混雑が予想されます。
狙い目は、平日の閉苑間際です。 平日(月~木)の19:00以降(最終入場19:30)であれば、入場待機列も解消され、苑内も比較的スムーズに歩けます。 もしくは、あえて点灯開始から遅らせて、土日祝の20:00以降(最終入場20:30)に入場するのも一つの手です。
お子様連れの場合、混雑時ははぐれないよう細心の注意が必要です。また、夜は想像以上に冷え込むため、ベビーカーの防寒対策も万全にしてください。 デートの場合、混雑する土日を避け、平日の夜を選ぶだけで快適さが格段に上がります。スマートな防寒対策や、歩きやすい靴を選ぶ気遣いも大切です。
江の島でのイルミネーション鑑賞を快適に楽しむためには「準備」が最も重要です。
「湘南=温暖」というイメージを捨ててください。夜の江の島、特にシーキャンドルの屋外展望台は、遮るもののない海風に直接さらされます。 体感温度は気温のマイナス5度以下と思った方が良いでしょう。
江の島は入口から頂上のサムエル・コッキング苑まで、ひたすら階段か坂道です。 「江の島エスカー」(有料エスカレーター)を利用すれば頂上まで楽に登れますが、エスカーは上り専用です。 帰りは必ず階段か坂道を下ることになります。足元が暗い場所もあるため、十分注意して歩行してください。
イルミネーションの前後に立ち寄れるスポットも江の島・片瀬海岸エリアの魅力です。
イルミネーションが17時からのため、先に夕食を済ませるか、観覧後にするか悩みどころです。
ディエゴ・バイ・ザ・リバー https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140403/14036704/
ヘミングウェイ 江ノ島 https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140403/14036651/
あわたんカフェ https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140403/14086809/
せっかく江の島まで来たなら、日中から楽しむのがおすすめです。 定番の「新江ノ島水族館」(えのすい)は、イルミネーション会場からも徒歩圏内です。「えのすい」を楽しんだ後、夕方から江の島に渡るプランは王道と言えます。 また、江の島島内の「江の島岩屋」(洞窟)でも、日中(9:00~17:00)にイルミネーションが開催されており、昼間の光の演出も楽しめます。
「湘南の宝石」は、湘南の夜景と光が融合した、日本でも有数の美しいイルミネーションイベントです。 その美しさを最大限に楽しむためには、①混雑対策(平日・遅い時間狙い)と②万全の防寒対策(特に海風対策)が鍵となります。
この記事で紹介した情報を参考に、しっかりと準備をして、2025年-2026年シーズンの「湘南の宝石」で、忘れられない冬の思い出を作ってください。