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春の訪れを告げる都内屈指のイベント「せたがや梅まつり」。2026年は暖冬の影響で開花が早いと予想されていますが、具体的にいつ行くのがベストなのでしょうか?
「せっかく行ったのにまだ咲いていなかった」「駐車場が満車で入れなかった」といった失敗は絶対に避けたいものです。そこで本記事では、2026年の確定した開催日程や最新の開花予想、そして地元民しか知らない混雑回避の裏ワザを徹底解説します。
行列必至の限定グルメ「梅大福」や、子供連れでも楽しめるスポット情報も満載。羽根木公園へお出かけ前にこの記事をチェックして、一足早い春を120%楽しみましょう!
2026年の春、都内屈指の梅の名所である羽根木公園が、650本の梅の香りに包まれる季節がやってきました。まずは、お出かけの計画を立てる上で最も重要な基本情報から押さえておきましょう。
今年の開催日程は、2026年2月7日(土)から3月1日(日)までの23日間に決定しました。
例年、2月上旬から3月上旬にかけて開催されますが、2026年もこの通例通りのスケジュールです。期間中は土日祝日を中心に様々なイベントが催されますが、平日は比較的ゆったりと梅を愛でることができるでしょう。ただし、開花状況によっては開催期間後半には散り始めている可能性もあるため、早めの来場をおすすめします。
会場となる羽根木公園(世田谷区代田4-38-52)へのアクセスは、公共交通機関の利用が鉄則です。
最寄り駅は2つあります。一つ目は小田急線の「梅ヶ丘駅」で、ここからは徒歩約5分です。駅名に「梅」がつくだけあり、改札を出た瞬間からお祭りムードを感じられます。二つ目は京王井の頭線の「東松原駅」で、こちらは徒歩約7分となります。どちらのルートも案内看板が出ていますので、迷うことはまずありません。
嬉しいことに、入場料は無料です。誰でも気軽に立ち寄れるのが、せたがや梅まつりの大きな魅力ですね。
開催時間は午前10時から午後4時までとなっています。公園自体は24時間開放されていますが、実行委員会による案内所や売店、抹茶サービスなどが稼働しているのはこの時間帯に限られます。また、期間中の休園日はありませんので、ご自身のスケジュールに合わせて自由にプランを組んでみてください。
「せっかく行ったのにまだ咲いていなかった」という失敗は避けたいものです。ここでは、プロの視点から2026年の開花傾向を分析します。
2026年は、暖冬の影響もあり例年よりも開花が早い傾向にあります。
通常の見頃は2月中旬から下旬ですが、今年は早まる可能性が高いでしょう。実際、1月8日の時点で既に132本もの梅が開花しているというデータがあります。このペースでいくと、まつり初日の2月7日には既に見応えのある状態になっていると予想されます。一番の狙い目は2月14日(土)〜23日(月・祝)の週あたりになるのではないでしょうか。
予想はあくまで予想です。確実な情報を得るためには、公式ホームページの開花情報をチェックするのが最も賢い方法です。
「せたがや梅まつり公式サイト」や世田谷区のホームページでは、定期的に「現在の開花本数」が更新されています。また、X(旧Twitter)やInstagramで「羽根木公園 梅」と検索し、”最新”タブで直近の投稿写真を確認するのも、現地のリアルな状況を知るための裏技です。
羽根木公園には約650本の梅がありますが、全てが同時に満開になるわけではありません。
一般的に、紅梅(こうばい)の方が白梅(はくばい)よりも早く咲き始める傾向があります。もし2月上旬に訪れるなら鮮やかなピンク色の紅梅を、2月下旬なら清楚な白梅や、優雅に枝を垂らす枝垂れ梅(しだれうめ)を中心に楽しむと良いでしょう。時期をずらして二度訪れるのも、通な楽しみ方と言えます。
お花見の楽しみといえば、やはり美味しいグルメは外せません。ここでは、毎年争奪戦になる人気商品をご紹介します。
会場に着いたらまず確保したいのが、地元の和菓子店が手掛ける「梅大福」です。
これはただの大福ではありません。甘酸っぱい梅の実が丸ごと入っており、白あんの甘さと絶妙なハーモニーを奏でます。毎年大人気で、土日は午前中のうちに完売してしまうことも珍しくありません。「帰りに買おう」と思っていると売り切れている可能性が高いため、到着直後に購入しておくことを強くおすすめします。
梅大福以外にも、魅力的なお土産が目白押しです。
特に「世田谷産の梅ジャム」は、完熟梅を使用しており、トーストやヨーグルトとの相性が抜群です。他にも、日持ちのする「梅羊羹(ようかん)」や、ご飯のお供に最適な「紫蘇梅干し」なども販売されています。これらは世田谷区内の福祉作業所などで作られた製品も多く、購入することで地域貢献にも繋がります。
お祭りの期間中、特に土日祝日には多くの模擬店や屋台が出店します。
焼きそばや甘酒といった定番メニューに加え、地元商店街が出店するブースでは、手作り感のある温かい料理が楽しめます。ただし、飲食スペース(ベンチなど)は限られているため、レジャーシートを持参すると安心かもしれません。ゴミは必ず指定の場所に捨てるか、持ち帰るようにしましょう。
もし落ち着いて食事をしたいなら、梅ヶ丘駅周辺へ移動するのが得策です。
このエリアは「美登利寿司(みどりずし)」の本店があることで有名で、常に行列ができています。また、駅周辺にはおしゃれなカフェやイタリアン、昔ながらの定食屋も点在しています。お祭り期間中のランチタイムはどこも混雑するため、11時台の早めの時間に入店するか、少し時間をずらして14時以降に利用するとスムーズです。
平日の静かな観梅も良いですが、お祭り気分を味わうなら土日祝日がおすすめです。2026年の注目イベントをピックアップしました。
梅の花の下でいただくお茶は格別です。期間中の日曜日などを中心に、抹茶の野点(のだて)サービスが行われます(整理券制の場合あり)。
また、特設ステージでは琴の演奏も行われ、優雅な音色と梅の香りが相まって、日本の春らしい風情を存分に味わうことができます。着物で訪れて写真撮影を楽しんでいる方も多く見受けられます。
静かなイベントだけでなく、活気あふれる催しも用意されています。
特に地元の保存会による和太鼓の演奏は迫力満点で、体の芯まで響く音が会場の熱気を高めます。また、つきたてのお餅が振る舞われる餅つき大会(例年2月23日頃に実施)は、子供から大人まで大人気のイベントです。長い行列ができることが予想されますので、参加希望の方は時間に余裕を持って並んでください。
「自宅でも梅を楽しみたい」という方には、園芸市がおすすめです。
プロの園芸家が選んだ良質な梅の苗木や、春の花々が販売されています。育て方のアドバイスも直接聞くことができるため、初心者でも安心して購入できます。小さな鉢植えから始めて、数年後に自宅で花を咲かせる楽しみを見つけてみてはいかがでしょうか。
人気イベントゆえに混雑は避けられませんが、ちょっとしたコツを知っているだけで快適度は大きく変わります。
最も混雑するのは、土日祝日の正午から午後2時頃です。
逆に狙い目なのは、開園直後の朝10時です。まだ人が少なく、朝の澄んだ空気の中で写真を撮るのにも最適です。あるいは、団体客が帰り始める午後3時半以降も比較的空いていますが、西日が強くなるため写真撮影の難易度は少し上がります。ゆっくり鑑賞したいなら「朝イチ」一択でしょう。
羽根木公園には専用の駐車場がありますが、台数が非常に少なく(約30台)、梅まつり期間中は常に満車状態です。
周辺のコインパーキングも小規模なものが多く、空きを探して何十分も彷徨うことになりかねません。さらに、会場周辺の道路は狭く一方通行も多いため、運転にストレスを感じる可能性があります。特別な事情がない限り、電車での来場を強く推奨します。
広い公園内には数カ所のトイレがありますが、女性用トイレは特に行列ができやすいです。
おすすめは、野球場近くのトイレや、比較的空いている公園外周付近のトイレです。会場に着いたら、まずパンフレットや案内板でトイレの位置を確認しておきましょう。また、駅のトイレも混雑するため、駅に到着する前に済ませておくのがベターです。
羽根木公園は起伏のある地形が特徴です。誰と行くかによって注意すべきポイントが異なります。
梅林のメインエリアは斜面になっており、階段や未舗装の道が多くあります。そのため、ベビーカーや車椅子での移動はルートがかなり制限されます。
ただし、外周の舗装された園路からは梅を見下ろす形で楽しむことができますし、スロープが整備されているエリアもあります。無理に斜面の中に入らず、舗装路を中心に回る計画を立てると良いでしょう。
お子様が梅を見るのに飽きてしまっても安心してください。羽根木公園には、「羽根木プレーパーク」という素晴らしい遊び場があります。
ここでは、木登りや泥遊び、焚き火など、普通の公園では禁止されているような自由な遊びが体験できます。梅まつりのついでに立ち寄れば、子供たちにとっても忘れられない一日になるはずです。着替えを一組持っていくことを強くおすすめします。
羽根木公園はペットの同伴が可能です。
梅の花をバックに愛犬の写真を撮るのは人気ですが、必ずリードをつなぎ、短く持つようにしましょう。また、人混みの中では小型犬は抱っこするか、カートを利用するのが安全です。他のお客さんの迷惑にならないよう、排泄物の処理などのマナーを徹底して、気持ちよくお花見を楽しんでください。
2026年のせたがや梅まつりは、例年より早い春の訪れを感じられる特別なシーズンになりそうです。
2月7日から3月1日の開催期間中、早咲きの紅梅から遅咲きの白梅まで、移り変わる景色を楽しみながら、名物の梅大福や温かい甘酒でお腹も満たしてください。混雑を避けるなら「朝10時」の来場を、そして移動は「電車」をお忘れなく。
今年の春は、羽根木公園で素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。