冬の澄み切った夜空に、きらめくイルミネーションが映える季節。 ところざわサクラタウンでは、今年も幻想的な冬のライトアップを開催！
毎年変わるテーマと、地元アーティストとのコラボレーションによる独創的な光の演出は必見です。 高さ約12mのシンボルツリー「高野槇」の輝きや、水盤に反射する光が織りなす幻想的な空間など、写真映えするスポットも満載！
今年は「Look back I’llrumination～黄昏～」をテーマに、過ぎ去った1年を振り返り、未来へと繋がる光を感じられるような、心温まるイルミネーションを展開。 KADOKAWAが運営する文化複合施設ならではの、プロジェクションマッピングや光と音のショーなど、特別な演出も見逃せません。
周辺施設との連携イベントや、食事処、宿泊施設の情報もご紹介。 この冬は、ところざわサクラタウンで特別なひとときを過ごしてみませんか？
今期の冬のライトアップ「Look Back I’llrumination（ルックバック アイルミネーション） ～黄昏～」は、2025年11月29日(土)から2026年2月1日(日)までの期間で開催されます。
点灯時間は、例年よりも少し早い16:30～22:00（予定）となっており、夕暮れ時から楽しめるのが特徴です。ただし、初日の11月29日(土)と30日(日)は点灯式等の実施により17:30開始となるため、早く着きすぎないよう注意しましょう。
本イベントは観覧無料です。会場となる「中央広場」周辺の装飾や、水盤エリアのアート作品はチケットなしで自由に散策できます。
地元・所沢を拠点に活動する角田テルノ氏（合同会社RPG代表）がプロデュースを手掛け、「所沢の冬の風物詩」として地域に開かれたイベントとなっているため、誰もが気軽に立ち寄れるのが魅力です。
今回のタイトルにある「I’llrumination」は、「Illumination（イルミネーション）」と「Rumination（反芻する・思い返す）」を掛け合わせた造語です。サクラタウン5周年の節目にあたり、せわしなく過ぎた1年を振り返る場所になってほしいという願いが込められています。
テーマは「黄昏（たそがれ）」。空が朱色から群青色へと溶けていく、曖昧で美しい時間の質感を表現しています。ハレの日のような派手な眩しさではなく、心に寄り添うような穏やかな光が特徴です。
屋外イベントのため、雨天時は足元が滑りやすくなるので注意が必要です。また、所沢エリア特有の強風時には、安全確保のため一部の装飾（特に屏風などの設置物）の状態が変わる可能性があります。
最新の開催状況や天候による変更については、公式サイトやSNSでの確認が必須です。
今年の水盤エリアは必見です。西武文理学園高等学校のアートクラス生徒とコラボレーションし、彼らが制作した50基以上の灯篭が水盤に浮かべられます。
角川武蔵野ミュージアムの巨石建築を背景に、水面に揺らめく灯篭のあたたかな光が映り込む光景は、まさに日本の伝統美と現代建築の融合。風のないタイミングを狙って、水鏡（リフレクション）の撮影に挑戦してみてください。
本企画の最大の見どころは、約60枚もの屏風（びょうぶ）を用いた壮大なアート展示です。「和」をテーマに、花札をモチーフとしたデザインが施され、日本の四季や自然の象徴が光とともに描き出されます。
一般的なLEDイルミネーションとは一線を画す、アート性の高い空間です。屏風の前に立つことで、まるで絵画の中に入り込んだようなシルエット写真を撮ることができるでしょう。
視覚だけでなく「聴覚」でも黄昏の世界に浸ることができます。会場には7組のアーティストがこのイベントのために制作したサウンドデザインが用意されています。
現地のQRコードをスマートフォンで読み込むと、専用のプレイリストを聴くことができます。ぜひイヤホンを持参して、音楽と光がシンクロする没入感（イマーシブ体験）を味わってください。
灯篭や屏風のほのかな明かりをきれいに撮るには、スマホのカメラの明るさを少し「下げる」のがコツです。明るすぎると灯篭の模様や屏風の絵柄が白く飛んでしまいます。
また、ポートレートモードを使うと、手前の灯篭にピントを合わせつつ、背景のミュージアムをぼかすといった一眼レフのような表現も可能です。
最寄り駅はJR武蔵野線の「東所沢駅」で、徒歩約10分です。駅からサクラタウンへ向かう歩道には、LEDマンホールも設置されており、夜道の散歩も楽しめます。16:30の点灯開始に合わせて、夕暮れの空の色が変わる様子を楽しみながら向かうのがおすすめです。
車の場合は関越自動車道「所沢IC」から約8分。施設駐車場（30分200円／24時間最大料金あり）がありますが、土日やイベント開催時は混雑します。
特に後述するクリスマスマーケット開催日（12/20-21）は満車が予想されます。スムーズに動きたい場合は、近隣の「松郷」交差点付近にある民間コインパーキングを利用し、そこから数分歩くのも賢い選択です。
2025年12月20日(土)・21日(日)の2日間は、クリスマスマーケットとDJライブが開催されるため、期間中で最も混雑します。
夕暮れ時からDJによる音の演出が始まり、期間限定の飲食店も出店するため、お祭りムード一色になります。静かにアートを楽しみたい方は、この2日間を避けるか、もしくは20:00以降の遅い時間を狙うと良いでしょう。
12月20日・21日のクリスマスマーケットでは、温かいフードやドリンクを片手にイルミネーションを楽しめます。
さらに12月21日(日)は、本棟3階の「角川食堂」が夜間特別営業を実施。通常はランチ営業がメインですが、この日は11:00～21:00（L.O. 20:00）までオープンしています。寒さを避けてゆっくり食事をしたい方は、角川食堂で「黄昏」るのも素敵なプランです。
今回の展示における重要なコンセプトは「昼夜の二面性」です。屏風のアートは、太陽の下で見る鮮やかな色彩と、夜のライトアップで浮かび上がる幻想的な表情とで、印象がガラリと変わります。
おすすめは、15:30頃に到着して明るい時間の屏風アートやミュージアムを見学し、カフェで休憩した後、16:30の点灯と同時に夜のアートを楽しむという流れです。
サクラタウン周辺は風を遮るものが少なく、ビル風が非常に強く吹くことで有名です。体感温度は氷点下並みになることもあります。
いくら「黄昏」の温かい光とはいえ、外気は真冬です。風を通さない厚手のコート、マフラー、手袋は必須。特に水盤周りは冷えますので、足元の防寒対策も万全にしてお出かけください。
無料です。
ペット同伴可能です。 ただし、リードの着用など、 他の来場者の迷惑にならないようご注意ください。
雨天決行です。 ただし、荒天時は中止となる場合があります。 最新の情報は公式サイトをご確認ください。
ところざわサクラタウンの冬のライトアップは、幻想的な光の世界を体験できる、冬の風物詩です。毎年進化するイルミネーションや地元アーティストとのコラボレーション、サクラタウンならではの特別な演出など、魅力が満載です。
シンボルツリー「高野槇」の輝きや水盤エリアの幻想的な空間は、ぜひ写真に収めたいスポットです。暖かい服装で訪れて、冬の夜を彩る美しい光の世界をお楽しみください。
アクセスは、JR武蔵野線東所沢駅から徒歩約3分、または関越自動車道所沢ICから約10分です。駐車場も完備されているので、車でも安心です。
ライトアップ期間中は、周辺施設との連携イベントも開催されます。最新の情報は公式サイトで確認しておきましょう。
よくある質問もまとめましたので、参考にしてください。
周辺には、食事処や宿泊施設も充実しています。ライトアップと合わせて、周辺観光も楽しんでみてはいかがでしょうか。