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6月から7月にかけて、色とりどりの紫陽花が咲き誇る絶景スポット「氷室あじさい坂」。約1,000株もの紫陽花が織りなす風景は、まるで絵画のような美しさです。
この記事では、氷室あじさい坂の魅力を余すところなくご紹介します。アクセス方法や見頃はもちろん、希少な「七段花」をはじめとする多種多様な紫陽花の種類、写真撮影のコツ、そして周辺のグルメ情報まで網羅。
さらに、混雑を避けるためのアドバイスや雨の日でも楽しめるスポットもご紹介しています。この記事を読めば、氷室あじさい坂での紫陽花鑑賞が、より一層思い出深いものになること間違いなしです。ぜひ、次の紫陽花シーズンのお出かけプランにお役立てください。
栃木県宇都宮市にある「氷室あじさい坂」は、約270mに渡り1,000株もの紫陽花が咲き誇る、地域住民に愛される名所です。平成13年から土地所有者によって紫陽花の植栽が始まり、現在では「氷室あじさい坂愛護会」によって大切に管理されています。
アクセスは、JR宇都宮駅からバスで約25分、「氷室」バス停で下車し、徒歩約10分です。車の場合は、近隣に無料駐車場がありますので、そちらをご利用ください。
氷室あじさい坂では、多種多様な紫陽花が楽しめます。一般的な「ホンアジサイ」や「ガクアジサイ」はもちろん、珍しい品種も数多く植栽されています。特に、ハート型の装飾花が特徴的な「スウィートハート」や、星形の花が可愛らしい「コンペイトウ」などは、写真愛好家にも人気です。
また、氷室あじさい坂の紫陽花は、土壌のpHによって花の色が変化するのも特徴です。同じ品種でも、場所によって青やピンク、紫など、様々な色の紫陽花が咲き乱れる様子は、訪れる人々を魅了します。
氷室あじさい坂の紫陽花の見頃は、例年6月中旬から7月上旬です。6月下旬頃には「あじさい祭り」も開催され、多くの観光客で賑わいます。
見頃を迎えると、坂道全体が紫陽花で覆われ、まるで紫陽花のトンネルを歩いているかのような気分に浸れます。雨上がりの紫陽花は、水滴を纏って一層美しく輝き、写真撮影にも最適です。
氷室あじさい坂全体が見どころですが、特に坂の上部にある「見晴台」からの景色は格別です。紫陽花越しに宇都宮市街地を一望でき、絶好のフォトスポットとなっています。
また、坂の途中にはベンチも設置されており、ゆっくりと紫陽花を鑑賞しながら休憩することもできます。
氷室あじさい坂の紫陽花を美しく写真に収めるには、いくつかのポイントがあります。まず、光の方向に注意しましょう。午前中は順光となるため、紫陽花の色が鮮やかに表現できます。
また、背景をぼかして紫陽花を際立たせるのも効果的です。スマートフォンでもポートレートモードなどを活用すれば、簡単に背景をぼかした写真が撮れます。
さらに、紫陽花と一緒に人物を写し込むことで、より魅力的な写真に仕上がります。紫陽花を手に持ったり、紫陽花越しに人物を撮影したりと、様々な構図を試してみましょう。
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氷室あじさい坂は坂道ですので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。また、紫陽花は雨に濡れると一層美しくなりますが、足元が滑りやすくなるため、雨具の準備も忘れずに行いましょう。
日差しが強い日には、帽子や日傘があると便利です。また、紫陽花鑑賞には時間がかかるため、飲み物や軽食があると安心です。虫除けスプレーもあると良いでしょう。
氷室あじさい坂は、見頃になると多くの人で賑わいます。特に週末や「あじさい祭り」開催期間中は混雑が予想されますので、時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。
また、午前中や夕方など、比較的空いている時間帯を狙うのもおすすめです。人混みを避けてゆっくりと紫陽花を楽しみたい方は、平日の訪問を検討してみてはいかがでしょうか。
氷室あじさい坂周辺には、いくつか立ち寄りたくなるスポットがあります。まず、「宇都宮城址公園」は、宇都宮の歴史を感じられる公園です。紫陽花鑑賞の後に訪れて、歴史散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、「道の駅うつのみや ろまんちっく村」は、地元の農産物や特産品が購入できる道の駅です。新鮮な野菜や果物、お土産などを探すのに最適です。
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氷室あじさい坂周辺には、美味しいランチが楽しめるお店がいくつかあります。「そば処 あじさい亭」は、手打ち蕎麦が自慢のお店です。地元産のそば粉を使った蕎麦は、風味豊かでおすすめです。
また、「カフェレストラン ろまんちっく村」は、道の駅うつのみや ろまんちっく村内にあるレストランで、地元産の食材を使った料理が楽しめます。開放的な空間で、ゆっくりとランチを楽しめます。
宇都宮市といえば、餃子が有名です。氷室あじさい坂周辺にも、美味しい餃子が食べられるお店がたくさんあります。「宇都宮みんみん」や「正嗣」など、有名店はもちろん、地元で愛される穴場のお店も探してみるのもおすすめです。
また、宇都宮は「カクテルの街」としても知られています。氷室あじさい坂周辺にも、おしゃれなバーがたくさんありますので、紫陽花鑑賞の後にカクテルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
氷室あじさい坂周辺では、紫陽花をモチーフにしたスイーツやドリンクも楽しめます。道の駅うつのみや ろまんちっく村内にある「パン工房 麦の楽園」では、紫陽花をイメージしたパンやクッキーなどが販売されています。
また、「カフェレストラン ろまんちっく村」では、紫陽花色のドリンクや、紫陽花を練り込んだケーキなどが楽しめます。紫陽花鑑賞の休憩に、ぜひ立ち寄ってみてください。
JR宇都宮駅からバスで約25分、「氷室」バス停で下車し、徒歩約10分です。車の場合は、近隣に無料駐車場がありますので、そちらをご利用ください。詳細なアクセス方法は、公式サイトをご確認ください。 宇都宮観光コンベンション協会 公式サイト: https://www.utsunomiya-cvb.org/tokusyu/202106hydrangea/
例年6月中旬から7月上旬です。気候によって開花時期が前後する場合がありますので、お出かけ前に公式サイトやSNSなどで開花状況を確認することをおすすめします。
氷室あじさい坂には、約30台収容可能な無料駐車場があります。満車の場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
氷室あじさい坂はペット同伴可能です。ただし、リードを着用するなど、マナーを守って散策するようにしましょう。
氷室あじさい坂は、雨に濡れると一層美しい紫陽花を楽しめますが、足元が滑りやすくなるため、雨具の準備を忘れずに行いましょう。また、雨天時でも楽しめる場所として、「宇都宮美術館」や「大谷資料館」などがおすすめです。
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氷室あじさい坂は、地域住民の愛情によって大切に守られている、美しい紫陽花の名所です。多種多様な紫陽花が咲き乱れる様子は、訪れる人々に感動と癒しを与えてくれます。また、周辺には美味しいグルメや見どころスポットもたくさんありますので、一日中楽しむことができます。