夏の夜空を彩る1万発の花火と圧巻のナイアガラの滝!信州千曲市千曲川納涼煙火大会は、長野県内でも有数規模を誇る夏の風物詩です。2025年は8月7日に開催。有料観覧席は7月6日から販売開始しており、早めの確保がおすすめです。
アクセス方法や駐車場情報、穴場スポット、屋台情報など、花火大会を最大限楽しむための情報を網羅した完全ガイド。混雑状況や雨天時の対応、持ち物リストも掲載しているので、安心して当日を迎えられます。
周辺のホテルや旅館、イベント情報も紹介しているので、花火大会と合わせて信州の夏を満喫する計画を立てるのにも役立ちます。
1. 2025年 信州千曲市千曲川納涼煙火大会の基本情報
まずは、公式発表された大会の基本情報を正確に押さえておきましょう。
1-1. 開催はいつ?2025年の開催日時と場所
2025年の開催は正式に決定しています。夏の計画を立てる参考にしてください。
- 大会名: 第94回 信州千曲市千曲川納涼煙火大会
- 開催日時: 2025年8月7日(木) 19:30~21:00 (約90分間)
- 開催場所: 戸倉上山田温泉 千曲川河畔 (大正橋~万葉橋間)
打ち上げ場所が川の中州のため、千曲川を挟んだ両岸の広いエリアから観覧できるのが大きな魅力です。
1-2. プログラムと見どころ!1万発の芸術花火と山間の音響体験
約1万発もの花火が約90分間に渡って打ち上げられるプログラムは、多彩な演出が自慢。特に以下の3点は見逃せません。
- 山間ならではの音響効果: 四方を山に囲まれた地形が、花火の破裂音を反響させ、まるで天然のサラウンドシステムのように体に響き渡ります。これは平野部の花火大会では味わえない、この地ならではの体験です。
- 多彩なプログラム: 心地よい音楽と花火がシンクロする「ミュージック花火」や、創造性を競う芸術花火など、観客を飽きさせない構成になっています。
- 圧巻のフィナーレ: 大会のクライマックスには、万葉橋を利用した全長約300メートルにも及ぶ「ナイアガラ」が登場。光のカーテンが川面に降り注ぐ光景と、間髪入れずに打ち上がる超特大スターマインの競演は、まさに圧巻の一言でしょう。
1-3. 有料観覧席の種類と料金、購入方法まとめ
花火の迫力を最大限に味わうなら、打ち上げ場所に最も近い右岸(戸倉上山田温泉側)に設けられる有料観覧席が絶対におすすめです。
※以下は過去の実績を含む参考情報です。2025年の席種や料金の詳細は、公式サイトの発表をお待ちください。
- 開場時間: 17:00~
- 特徴:
- ブロック指定・エリア内自由席で、比較的自由な観覧が可能です。
- 入場時にリストバンドが配布され、会場の出入りが自由になります。明るいうちから屋台などを楽しめます。
- 嬉しい「温泉タオル」のお土産がチケットに含まれることがあります。
- 小学生以下無料の席(A席・B席など)が設けられることもありますが、スペース確保のためにはお子様分のチケット購入が推奨されます。
- 注意事項:
- ミニ椅子や三脚の持ち込みは可能ですが、周囲の方の迷惑にならないよう配慮が必要です。
- 会場の一部は坂道や段差があるため、車椅子の方は補助が必要になります。土手沿いに専用の観覧スペースが用意される予定です。
- 購入方法: 例年7月上旬頃から、大手チケットサイトや地元の観光協会などで販売されます。
1-4. 雨天・荒天時の開催はどうなる?中止・延期の情報
天候に関する公式情報は以下の通りです。
- 小雨決行、荒天の場合は中止
払い戻しは原則として大会が完全に中止になった場合のみとなります。当日の開催可否は、公式サイトやSNSで発表されるため、家を出る前に必ず確認しましょう。
1-5. お問い合わせ先と公式サイト・SNS情報
正確な一次情報は公式サイトから得るのが最も確実です。特に開催が近づいたら、交通規制や駐車場の詳細図などをチェックしてください。
- 公式サイト: 信州千曲市千曲川納涼煙火大会
- お問い合わせ: 信州千曲市千曲川納涼煙火大会実行委員会
2. 会場へのアクセス完全ガイド
約6万5000人が集う大会です。アクセス方法の事前計画が、当日を快適に過ごすカギとなります。
2-1. 【電車の場合】最寄り駅「戸倉駅」からのアクセス方法
最も推奨されるアクセス方法が、公共交通機関の利用です。
- 最寄り駅: しなの鉄道「戸倉駅」から会場まで徒歩約15分
帰りの駅は大変混雑し、切符売り場に長蛇の列ができます。交通系ICカード(Suicaなど)への十分な金額のチャージを忘れないようにしてください。
2-2. 【車の場合】最寄りICからのルートと駐車場情報
車でのアクセスルートと所要時間の目安です。
- 長野方面から:上信越自動車道「更埴IC」から約15分
- 東京・名古屋方面から:上信越自動車道「坂城IC」から約8分
公式に約1100台の駐車場(有料・無料あり)が用意されますが、来場者数を考えると、これは決して十分な数ではありません。臨時駐車場は会場から離れている場合が多く、16時頃には満車になる可能性が高いと予測されます。車で向かうなら、早着が必須です。
2-3. 無料シャトルバスの運行は?乗り場と時刻表
例年、主要な臨時駐車場と会場付近を結ぶシャトルバスが運行されます。 非常に便利な交通手段ですが、花火の開始直前や終了直後はバス乗り場も大変な混雑に見舞われます。バスを待つ時間も考慮し、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。運行ルートや時刻表は、公式サイトで確認が必要です。
2-4. 当日の交通規制情報まとめ
大会当日は、18時頃から会場周辺で大規模な交通規制が敷かれます。 特に会場となる大正橋や万葉橋周辺は車両通行止めとなり、歩行者天国になるエリアも存在します。カーナビの情報だけを頼りにせず、事前に公式サイトで公開される交通規制図を必ず確認しておきましょう。
2-5. オススメのアクセス方法は?混雑を避ける裏ワザ
やはり最も確実なのはしなの鉄道を利用する方法です。 車を利用する場合は、会場周辺の渋滞と駐車場探しの困難を避ける「パーク&ライド」を強く推奨します。これは、しなの鉄道の屋代駅や坂城駅といった、会場から1~2駅離れた駅周辺の駐車場に車を停め、そこから電車で戸倉駅へ向かう方法です。帰りの出庫もスムーズで、渋滞のストレスを大幅に軽減できます。
3. 絶景!花火の鑑賞スポット
最高の思い出を作るための、鑑賞スポット選びのポイントを紹介します。
3-1. 【有料席】迫力満点!間近で観覧できる特等席
有料席の最大のメリットは、打ち上げ場所に最も近い安全距離内で観覧できること。花火が開く「ドン!」という音が、空からではなく、地面から体に直接響き渡るような臨場感を体験できます。場所取りの心配なく、開場時間の17時から屋台を楽しみながらのんびり過ごせるのも魅力です。
3-2. 【無料】地元民が教える!とっておきの穴場鑑賞スポット5選
- 万葉橋の上流・下流の河川敷: 会場から少し離れますが、その分混雑は緩やか。全体像を見渡せます。
- 大正橋の戸倉側たもと: 温泉街に近く、帰りのアクセスも良好です。
- 城山(じょうやま)公園: 少し高台になっており、温泉街の夜景と共に花火を楽しめる隠れた名所。ただし、視界を遮る木々もあるため場所選びが重要。
- 千曲市役所 戸倉庁舎周辺: 比較的空いており、トイレの心配も少ないエリア。
- 対岸(千曲市役所側)の土手: 打ち上げ場所の真正面ではありませんが、遮るものがなく開けた視界が魅力です。
3-3. 場所取りは何時から?成功のコツと注意点
無料の穴場スポットを確保するには、早めの行動が不可欠です。人気の河川敷エリアは、遅くとも15時にはレジャーシートを広げたいところ。中には午前中から場所取りをしている方も見受けられます。 ただし、必要以上に大きなシートで場所を占有するのはマナー違反。譲り合いの精神を大切にしましょう。
3-4. 写真好き必見!花火を綺麗に撮影できるカメラ設定とスポット
- 必須機材: 三脚、レリーズ(リモートシャッター)
- カメラ設定:
- モード:マニュアル(M)
- シャッタースピード:2~5秒(バルブ撮影が理想)
- 絞り(F値):F8~F11
- ISO感度:100~200
- フォーカス:マニュアルフォーカス(MF)で無限遠(∞)に設定
3-5. ドローンでの撮影は可能?ルールとマナー
結論として、許可なくドローンを飛行させることは絶対にやめてください。 花火大会の会場は、航空法における「催し場所の上空」に該当し、国土交通省の許可・承認なしでの飛行は法律で禁止されています。また、多くの観客がいる場所での飛行は極めて危険です。
4. 花火大会を120%楽しむための持ち物&周辺情報
万全の準備で、花火大会をさらに満喫しましょう。
4-1. これがあれば快適!必須持ち物リスト
- レジャーシート
- 虫除けスプレー、かゆみ止め
- ウェットティッシュ
- ゴミ袋(ゴミは持ち帰りましょう)
- 羽織るもの(川沿いの夜は夏でも冷えることがあります)
- モバイルバッテリー(連絡や情報収集にスマホは必須です)
- 小さな折りたたみ椅子(長時間座るのが楽になります)
- 冷却シート、携帯扇風機
4-2. 屋台・出店の種類とおすすめグルメ
公式情報にもある通り、会場となる河川敷や土手沿いには屋台が出店します。 有料席なら開場時間の17時から、無料席でも早めに場所取りをして、明るいうちからお祭りグルメを楽しむのがおすすめです。定番の焼きそばやかき氷に加え、信州名物「おやき」や「山賊焼」を探してみてはいかがでしょうか。
4-3. 花火大会前後に立ち寄りたい!周辺の観光スポット
- 戸倉上山田温泉街で外湯めぐり: 昭和レトロな雰囲気が漂う温泉街を散策。7か所の外湯(共同浴場)があります。
- 姨捨の棚田: 「田毎の月」で知られる絶景スポット。JR篠ノ井線の「姨捨駅」は日本三大車窓の一つです。
- あんずの里: 時期は異なりますが、ジャムなどのお土産を探すのも楽しいです。
4-4. 浴衣で行きたい!着付け・レンタルできるお店情報
風情ある温泉街と花火大会には、浴衣がよく似合います。 戸倉上山田温泉の多くの旅館では、宿泊者向けに浴衣のレンタルや着付けサービスを行っています。手ぶらで訪れても、浴衣姿で花火見物を楽しめるのは嬉しいポイントですね。
4-5. 宿泊するならココ!会場近くのおすすめホテル・旅館
花火大会の余韻に浸りながら温泉で汗を流すのは、最高の贅沢です。 会場周辺の戸倉上山田温泉には、老舗旅館から近代的なホテルまで様々な宿泊施設があります。ただし、花火大会当日は半年前から予約が埋まり始めるほど人気です。宿泊を考えているなら、一刻も早く予約することをおすすめします。
戸倉上山田温泉 ホテル晴山 源泉掛け流しの美肌の湯
戸倉上山田温泉 有田屋旅館 24時間入浴可能な源泉かけ流し温泉&信州味覚をお部屋食で
戸倉上山田温泉 心がふれあう民芸の宿 中央ホテル 田舎の実家や親戚の家に着いた時のような気楽な温泉宿
5. 小さなお子様連れの方へ
お子様と一緒でも安心して楽しめるよう、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
5-1. 迷子対策と救護所の場所
大混雑の中では、一瞬でお子様から目を離してしまう危険があります。 はぐれてしまった時の集合場所(「あの橋の時計の下」など具体的な目印)を事前に決めておきましょう。また、お子様のポケットに名前と連絡先を書いたメモを入れておくと、万が一の時に役立ちます。 会場には救護所も設置されますので、場所を事前に確認しておくと安心です。
5-2. トイレの場所と混雑状況
会場周辺には仮設トイレが設置されますが、どこも長蛇の列ができます。特に女性用トイレは30分以上待つことも珍しくありません。 お子様がいる場合は、早め早めにトイレに行くことを心がけ、コンビニや施設のトイレも場所を把握しておくと良いでしょう。
5-3. ベビーカーでの移動は可能?
会場周辺の未舗装の河川敷や、大混雑する場所でのベビーカーの移動は非常に困難です。 基本的には抱っこ紐の持参を強く推奨します。ベビーカーを持っていく場合は、移動が比較的スムーズな会場の端の方で観覧するなどの工夫が必要になります。
5-4. 子供が喜ぶ!縁日コーナー情報
会場の一角には、金魚すくいや射的、くじ引きといった、子供たちが大好きな縁日コーナーが設けられます。花火が始まる前の時間に、お祭り気分を味わうのも良い思い出になるはずです。
5-5. 周辺の授乳室・おむつ替えスペース
残念ながら、屋外の会場に常設の授乳室やおむつ替えスペースは期待できません。 車で来ている場合は車内で対応するのが最も現実的です。もしくは、宿泊先の旅館や日帰り入浴を受け付けている施設に相談してみるのも一つの手です。
感想・口コミ&写真
まとめ:信州千曲市千曲川納涼煙火大会を満喫しよう!
第94回を迎える歴史ある「信州千曲市千曲川納涼煙火大会」。山間にこだまする迫力の音響、川面に映る1万発の光、そしてフィナーレを飾る壮大なナイアガラ。そのすべてが、あなたの夏の最高の思い出になるはずです。
この記事でご紹介した公式情報を基にしっかりと計画を立て、万全の準備で当日をお迎えください。2025年の夏、信州千曲の夜空に咲く圧巻の華を、心ゆくまでご堪能あれ。
公式ホームページ: http://www.chikuma-hanabi.jp/
関連記事


コメント