冬の澄み切った夜空に、400万球の光が咲き乱れる…そんな夢のような光景を体験できるのが、いばらきフラワーパークのイルミネーション「Moonlight Rose Garden」です。
昼間は色とりどりのバラが咲き誇る園内が、夜になると一変。800品種ものバラがライトアップされ、幻想的な光の世界へと姿を変えます。
バラのトンネルをくぐり抜け、光り輝く噴水ショーに魅了され、水面に映るイルミネーションにうっとり…♡
毎年変わるテーマや演出も見逃せません!
今年はどんな感動が待っているのでしょう?
「Moonlight Rose Garden」で、忘れられない冬の思い出を作りませんか?
1. いばらきフラワーパーク「Moonlight Rose Garden 2025」の開催概要
2025年のいばらきフラワーパークは、季節の移ろいに合わせて2つのテーマでイルミネーションが展開されます。全体のテーマは「Moonlight Rose Garden」。自然豊かな里山に星が煌めき、月明かりのような優しい光が花々を包み込む、癒やしの空間が広がります。まずは、お出かけの計画に欠かせない最新情報をチェックしましょう。
1-1. 2部構成!「フラワー」と「ウィンター」の開催期間
今シーズンは、秋のバラを楽しむ時期と、冬の光のアートを楽しむ時期で名称と演出が変わります。
- 第1章:フラワーイルミネイト
- 期間:2025年10月11日(土)~12月1日(月)
- 見どころ:秋バラとマリーゴールドが主役の、花と光の競演。
- 第2章:ウィンターイルミネイト
- 期間:2025年12月3日(水)~2026年1月26日(月)
- 見どころ:「光のまほう」をテーマにした、神秘的な光のアート体験。
点灯時間は両期間とも17:00からです。


1-2. 入園料金とチケット情報(変動制に注意)
入園料はバラの開花状況によって変動するシステムです。イルミネーション期間中の目安は以下の通りです。
- 大人:1,200円~1,800円
- 小人(小中学生):400円~600円
- 未就学児:無料
- ペット:200円
昨今の物価上昇に伴い価格改定が行われていますが、未就学児が無料なのはファミリー層には嬉しいポイント。また、ペットも少額で一緒に入園可能です。
1-3. 【注意点】休園日と年末年始の営業について
基本的には火曜日が休園日ですが、変則的な日程があるため注意が必要です。
- 年末年始:12月30日は特別に営業します。
- 1月の休園日:1月7日、14日、21日、28日~30日がお休みです。 せっかく行ったのに閉まっていた、という悲劇を避けるため、出発前に必ずカレンダーを確認しましょう。
参照URL:いばらきフラワーパーク イルミネーション特設ページ


2. ここが見どころ!「月明かり」と「バラ」が織りなす幻想的な世界
今年の「Moonlight Rose Garden」は、単なるライトアップではありません。時期によって主役が入れ替わるドラマチックな展開が用意されています。それぞれの期間の魅力を深掘りしてみましょう。
2-1. 【秋限定】800品種のバラとマリーゴールドの競演
10月から12月1日までの「フラワーイルミネイト」期間中は、植物園としての本領発揮です。秋になり、冷涼な空気の中で香りを増した800品種もの秋バラと、鮮やかなマリーゴールドが咲き誇ります。バラテラスが上質で優しい光に包まれ、月明かりに浮かび上がる花々の姿は、春のバラとは一味違う、妖艶で落ち着いた美しさを感じさせてくれるでしょう。
2-2. 絶対に写真を撮りたい!SNS映えするフォトスポット3選
園内はどこを切り取っても絵になりますが、特におすすめのスポットはこちら。
- バラテラス: 花本来の色味を生かしたライティングで、夜でも鮮やかなバラの写真が撮れます。
- アロマローズエリア(冬期): 月夜に照らされた神秘的な空間が出現し、幻想的なポートレート撮影に最適です。
- インフォメーション付近: エントランスから続く光のプロムナードは、訪れた高揚感を高めてくれる定番スポットです。
2-3. 参加型アクティビティ!「光」を使った体験イベント情報
視覚だけでなく「体験」を通して思い出を残しましょう。園内では、持ち歩けるランタンの貸し出しや、焚き火エリアでのマシュマロ焼きなど、五感を使ったアクティビティが充実しています。特に冬の澄んだ空気の中で揺れる炎を眺める時間は、日常の忙しさを忘れさせてくれる贅沢なひとときです。
2-4. 【冬限定】2000本の「風の花びら」が舞う光の魔法
12月3日からの「ウィンターイルミネイト」では、グリーンヒルエリアが一変します。2000本もの「風の花びら」が登場し、光と風によって色彩が移ろいゆく様子は圧巻。冬の自然と月夜に舞う光の魔法に魅せられ、まるでファンタジーの世界に迷い込んだかのような没入感を全身で体感できます。


3. 混雑を回避して楽しむための攻略法
人気のイベント期間中は、多くの来園者で賑わいます。ストレスなく楽しむための、ちょっとしたコツをお伝えします。
3-1. 週末・クリスマスの混雑予想と狙い目の時間帯
「フラワーイルミネイト」から「ウィンターイルミネイト」へ切り替わる12月上旬や、クリスマスシーズンは特に混雑します。比較的空いている狙い目は、11月中の平日や、年明けの1月中旬以降です。もし週末に行くなら、開演直後の17時ぴったりよりも、少し早めの16時頃に入園し、夕暮れのグラデーション(マジックアワー)を楽しみながら点灯を待つのがスマートです。
3-2. 駐車場は混む?1200台のスペースと満車時の対応
安心してください、無料駐車場は約1,200台分完備されています。以前よりもキャパシティが増強されました。しかし、ピーク時の土日はこの台数でも埋まる可能性があります。誘導員の指示に従い、奥のスペースや臨時駐車場を利用することになる場合もあるため、歩きやすい靴で来園することをおすすめします。
3-3. チケット売り場の行列を避けるための事前準備
現地でのチケット購入列をパスするために、Webチケット(アソビューなど)の事前購入を強く推奨します。特に寒い夜、入場ゲート前でスマホを取り出して購入操作をするのは手がかじかんで大変です。事前に購入し、QRコードをすぐに表示できる状態でゲートへ向かいましょう。
4. アクセス方法を徹底比較(車・電車・バス)
茨城県石岡市の里山エリアに位置するため、アクセスの確認は重要です。特に公共交通機関を利用する方は、バスの運行日に注意が必要です。
4-1. 【車】常磐道・北関東道からのルート
車でのアクセスは非常にスムーズです。
- 常磐自動車道「土浦北IC」から約15分
- 北関東自動車道「笠間西IC」から約20分 筑波山トンネルを経由するルートもあります。駐車場が無料で台数も多いため、ドライブデートや家族旅行には車が最も便利でしょう。
4-2. 【重要】バスは土日祝のみ!石岡駅からのアクセス
電車を利用する場合、JR常磐線「石岡駅」が最寄りとなります。ここから「関鉄グリーンバス(1番乗り場)」を利用して約30分で到着します。 ここで最大の注意点! この路線バスは、基本的に「土日祝日のみ」の運行となっているケースが多いです(※イベント期間中の増便等は要確認)。平日に電車で訪れる予定の方は、タクシー利用(約3,500円~4,000円程度)が必要になる可能性が高いため、事前に必ずバス時刻表を確認してください。
4-3. 都心から行くならどれがおすすめ?
結論として、「自家用車またはレンタカー」が圧倒的におすすめです。バスの運行時間を気にする必要がなく、閉園時間の20:30までゆっくりイルミネーションを堪能できるからです。お酒を楽しみたい場合や運転が不安な場合は、土日祝日を選んで電車+バスのルートを選択しましょう。
5. デートや家族連れに!食事・お土産・服装のポイント
現地での滞在をより快適にするための実用的なアドバイスをまとめました。
5-1. イルミネーションを見ながら食事はできる?レストラン情報
園内の「ローズファーム ハウス」などでは、地元の食材を使用した温かい料理が提供されています。イルミネーション散策の合間に、温かいスープやホットドリンクで体を内側から温めるのが冬の楽しみ方。混雑時はキッチンカーが出ることもあり、焚き火を囲んで軽食をとるスタイルも人気です。
5-2. 寒さ対策は必須!夜のフラワーパークにおすすめの服装
会場は山に近い地形のため、都心よりも気温が低く、風が吹くと体感温度はさらに下がります。風を通さないアウターはもちろん、首元を温めるマフラー、手袋は必須アイテム。特に「風の花びら」エリアなど屋外を長く歩くため、カイロを背中や靴の中に仕込んでおくと、寒さに震えることなく鑑賞に集中できます。
5-3. ペット連れはOK?愛犬と回る際のルールとマナー
いばらきフラワーパークはペットフレンドリーな施設です。入園料200円で愛犬と一緒に入園でき、イルミネーションをバックに記念撮影が楽しめます。ただし、リードは短く持ち、排泄物の処理など基本的なマナーは徹底しましょう。レストラン内など一部入れないエリアもあるので、事前に園内マップで確認しておくとスムーズです。
5-4. ここでしか買えない!オリジナルのお土産・グッズ情報
マーケットでは、園内のバラから抽出した成分を使ったコスメや、茨城の名産品が販売されています。特に「Moonlight Rose Garden」の思い出を持ち帰るなら、オリジナルのローズティーやお菓子がおすすめ。パッケージもおしゃれで、友人へのギフトにも最適です。
6. 宿泊してゆっくり楽しむなら「花やさと山」
「帰りの運転を気にせず、この世界観に浸っていたい」という方は、宿泊という選択肢もあります。
6-1. 園内隣接のグランピング・ロッジ宿泊のススメ
パークに隣接する宿泊施設「花やさと山」では、サークルロッジやグランピングテントでの滞在が可能です。夜は静寂に包まれた里山で星空を眺め、焚き火を囲む時間は格別。イルミネーションの余韻をそのままに、自然の中で眠りにつくことができます。
6-2. 宿泊者限定の特典や朝の散策の魅力
宿泊者には、一般のお客様がいない開園前の静かな時間を散策できるという特権があります。朝露に濡れたバラや、朝霧に包まれた幻想的な風景は、宿泊した人だけが見られる特別な景色。夜の華やかさと、朝の清々しさ、両方の魅力を味わい尽くすことができます。
感想・口コミ&写真
まとめ:忘れられない冬の思い出をいばらきフラワーパークで
いばらきフラワーパークのイルミネーション「Moonlight Rose Garden」は、冬の夜を彩る幻想的なイベントです。約400万球のLEDと800品種のバラが織りなす光の世界は、まさに圧巻の一言。昼間とは異なる、ロマンチックな雰囲気に浸ることができます。
花の香りに包まれる秋の夜か、光と風の魔法にかかる冬の夜か。どちらを選んでも、心に残る美しい体験になることは間違いありません。ぜひ、防寒対策を万全にして、大切な人と一緒に茨城の夜を彩る光の物語を見に行きませんか?



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