福島県田村市に位置するあぶくま洞。その隣には、初夏になると紫色の絨毯を広げる「あぶくま洞ラベンダー園」があります。幻想的な鍾乳洞と爽やかなラベンダーの香りを一度に楽しめる、魅力あふれるスポットです。
この記事では、「あぶくま洞ラベンダー園」の2025年の開催期間や見頃、アクセス方法、料金、そしてラベンダー園を最大限に楽しむためのポイントまで、詳しくご紹介いたします。来年の初夏のお出かけ計画に、ぜひお役立てください。
1. あぶくま洞ラベンダー園 2025年の見頃はいつ?最新情報をお届け!
ラベンダー園を訪れるなら、やはり一番美しい時期を狙いたいものですよね。ここでは、2025年の開催期間や見頃、開花状況のチェック方法について解説します。

1-1. 2025年のラベンダー開催期間と見頃!
あぶくま洞ラベンダー園の2025年の開園期間は、6月14日(土)から7月6日(日)に決定しました! この期間中、約5万株のラベンダーが丘一面を彩ります。
見頃は、例年通りであれば6月下旬から7月上旬にかけてピークを迎えると予想されます。期間中はいつでも美しいラベンダーを楽しめますが、最も濃い紫色の絨毯を見たい方は、この時期を狙うのがおすすめです。
1-2. ラベンダーの種類とそれぞれの見頃時期
あぶくま洞ラベンダー園では、主に香りが強く色鮮やかな「濃紫早咲(のうしはやざき)」や、比較的遅めに咲く「おかむらさき」といった品種が栽培されています。
- 濃紫早咲: 6月中旬頃から色づき始め、下旬に見頃を迎えることが多い品種です。その名の通り、濃い紫色と強い香りが特徴的。
- おかむらさき: 6月下旬から咲き始め、7月上旬にかけてピークを迎えます。やや淡い色合いで、優しい香りがします。
このように、品種によって少しずつ見頃がずれるため、開催期間中は長く美しいラベンダーの姿を楽しめるのが魅力です。
1-3. 最新の開花状況をチェックする方法(公式サイト・SNS)
確実に見頃を狙うためには、お出かけ前に最新の開花状況をチェックするのがおすすめです。以下の方法で確認できます。
- あぶくま洞 公式サイト: 開花時期が近づくと、公式サイト内の「お知らせ」や特設ページで開花状況が更新されます。開催期間中のイベント詳細もこちらで確認しましょう。
- 参照URL: https://abukumado.com/
- あぶくま洞 公式SNS: FacebookやX(旧Twitter)、Instagramなどでも、写真付きで開花情報が発信されることがあります。リアルタイムな情報を得るのに便利です。
- 観光情報サイト: 福島県や田村市の観光協会のサイトでも、開花情報が掲載される場合があります。
1-4. 天候が見頃に与える影響と注意点
ラベンダーは日光を好む植物ですが、長雨や梅雨寒が続くと、開花が遅れたり、花の付きが悪くなったりすることがあります。また、強い雨が降ると花が傷んでしまう可能性も否定できません。
特に、ラベンダー摘み取り体験やクラフト教室は、天候により中止となる場合があります。 お出かけの際は、天気予報も合わせて確認し、イベント参加が目的の場合は、当日の開催状況を公式サイトなどで確認すると安心です。
1-5. 混雑を避けてゆっくり楽しむなら?おすすめの時期と時間帯
見頃の時期、特に土日祝日は多くの観光客で賑わいます。混雑を避けたい場合は、以下のタイミングを狙ってみてはいかがでしょうか。
- 平日: やはり、土日よりも平日の方が人出は少なめです。
- 開園直後(8:30~): 朝早い時間帯は、人も少なく、空気も澄んでいて気持ちが良いものです。ラベンダーの香りもより強く感じられるかもしれません。
- 期間の初め(6月中旬): 満開も素晴らしいですが、咲き始めのフレッシュなラベンダー畑も魅力的。人も比較的少なく、ゆっくりと散策できます。
2. あぶくま洞ラベンダー園へのアクセス完全ガイド
あぶくま洞ラベンダー園は、あぶくま洞に隣接しています。ここでは、車や公共交通機関を使ったアクセス方法を詳しくご紹介します。

2-1. 場所はどこ?あぶくま洞との位置関係
あぶくま洞ラベンダー園は、福島県田村市滝根町菅谷にあります。あぶくま洞の入場口やすぐ近くに広がっており、セットで訪れるのが一般的です。
- 住所: 〒963-3601 福島県田村市滝根町菅谷東釜山1
2-2. 【車で行く場合】アクセスルート・所要時間・駐車場情報
車でのアクセスが最も便利です。
- アクセス: 磐越自動車道「小野IC」または「田村スマートIC」から約15分。
- 駐車場: あぶくま洞には無料の駐車場が完備されています(普通車700台、大型バス30台)。広々としているので、駐車に困ることは少ないでしょう。
カーナビを利用する場合は、「あぶくま洞」または上記の住所を設定してください。
2-3. 【公共交通機関で行く場合】最寄り駅からのアクセス方法(電車・バス)
公共交通機関を利用する場合は、JR磐越東線の「神俣(かんまた)駅」が最寄り駅となります。
- 電車: JR郡山駅から磐越東線で約40分。
- 神俣駅から: 神俣駅からは、タクシーまたはバスを利用します。
- タクシー: 約5分。料金は1,000円~1,500円程度が目安です。
- バス: 福島交通バス「あぶくま洞行き」に乗車し、終点「あぶくま洞」下車(約7分)。ただし、バスの本数は非常に少ないため、事前に時刻表を必ず確認する必要があります。
- 参照URL: 福島交通 路線バス 時刻表
2-4. タクシーやレンタカー利用のポイント
バスの本数が少ないため、神俣駅からはタクシー利用が現実的かもしれません。駅前にタクシーが常駐していない場合もあるため、事前にタクシー会社に連絡しておくか、駅に到着してから電話で呼ぶことをおすすめします。
また、周辺の観光地も巡りたい場合は、郡山駅などでレンタカーを借りるのも良い選択肢となります。
3. 事前にチェック!あぶくま洞ラベンダー園の基本情報
訪れる前に、営業時間や料金、園内の施設などを確認しておきましょう。
3-1. 営業時間と休園日
ラベンダー園の開園期間中(2025年6月14日~7月6日)は、以下の営業時間となります。
- 営業時間: 8:30 ~ 17:00
- 休園日: 期間中は無休
※あぶくま洞自体の営業時間は季節により異なりますが、ラベンダー園の開園期間中は上記時間となります。
3-2. 入園料はいくら?あぶくま洞とのセット券はお得?
ラベンダー園への入園は無料です。約5万株のラベンダーが咲き誇る園内には遊歩道が整備されており、自由に散策を楽しめます。
ただし、隣接する「あぶくま洞」への入場は有料です。
- あぶくま洞 入洞料:
- 大人: 1,200円
- 中人(中学生): 800円
- 小人(小学生): 600円
- 探検コース追加料金: 300円
また、「ラベンダー摘み取り体験」に参加する場合は、別途料金が必要です。
- ラベンダー摘み取り体験料: 1カップ 500円
ラベンダー園とあぶくま洞のセット券というものは、通常ありません。
※料金は変更される可能性があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。
- 参照URL: あぶくま洞 ご利用料金
3-3. 園内マップと施設案内(トイレ・売店など)
ラベンダー園自体は広大な畑ですが、隣接するあぶくま洞の施設を利用できます。
- トイレ: あぶくま洞の入場口付近やレストハウス内にあります。
- 売店: あぶくま洞のレストハウスには、お土産物店や軽食コーナーがあります。ラベンダー関連商品も豊富に販売しています。
- 園内マップ: あぶくま洞の公式サイトや現地で入手できるパンフレットに、園内全体のマップが掲載されています。
3-4. ペット同伴は可能?ルールとマナー
あぶくま洞の敷地内(ラベンダー園を含む屋外)は、リードを着用すればペット(犬)の同伴が可能です。ただし、以下のルールを守る必要があります。
- 必ずリードを着用し、短く持つこと。
- フンの始末は飼い主が責任を持って行うこと。
- 建物内(あぶくま洞内、レストハウスなど)への同伴は不可です。
- 他のお客様への配慮を忘れないこと。
マナーを守って、ペットと一緒に楽しい時間を過ごしましょう。
4. あぶくま洞ラベンダー園の魅力を120%楽しむ方法
ただ見るだけじゃない!あぶくま洞ラベンダー園の楽しみ方を、2025年の最新情報も交えてご紹介します。
4-1. 圧巻!紫の絨毯が広がるラベンダー畑の見どころ
なんといっても一番の見どころは、あぶくま洞地内の斜面に広がるラベンダー畑です。約5万株のラベンダーは、訪れる人々を魅了します。
風が吹くと、ラベンダーの爽やかな香りがふわりと漂い、心身ともにリラックスできるでしょう。畑の中には遊歩道が整備されており、紫色の世界に包まれながら自由に散歩を楽しめます。特に、少し高い位置から見下ろすラベンダー畑は絶景です。
4-2. 絶対撮りたい!SNS映えするおすすめフォトスポット
美しいラベンダー畑では、素敵な写真を撮りたいもの。いくつかおすすめのフォトスポットがあります。
- ラベンダー畑の中の小道: ラベンダーに囲まれたような写真を撮ることができます。しゃがんでローアングルから撮ると、紫の絨毯がより強調されます。
- 高台からの眺め: 園内を見渡せる場所から、広大なラベンダー畑全体をフレームに収めましょう。青空とのコントラストも美しいです。
- あぶくま洞の看板と: あぶくま洞の入口付近にある看板と一緒に撮れば、訪れた記念になります。
- ハチや蝶と一緒に: ラベンダーには多くのミツバチや蝶が集まります。マクロレンズがあれば、ラベンダーと昆虫の共演を狙ってみるのも面白いでしょう。
撮影のコツ: 順光(被写体の正面から光が当たる状態)で撮ると色が鮮やかに出ますが、逆光や半逆光で撮ると、ラベンダーの花びらが透けて幻想的な雰囲気になります。時間帯を変えて色々試してみるのがおすすめです。
4-3. 期間限定!ラベンダー摘み取り体験(時期・料金・持ち物)
2025年もラベンダー摘み取り体験が開催されます! 自分で摘んだラベンダーは、お土産に持ち帰ることができ、ドライフラワーやポプリにして楽しめます。
- 開催時間: 10:00 ~ 15:30 (最終受付 15:00)
- 料金: 1カップ 500円
- 持ち物: 特に必要ありませんが、気になる方は軍手があると良いかもしれません。ハサミは貸してもらえます。
- 注意点: 天候により中止となる場合があります。
摘み取り体験は人気があるため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
4-4. 癒しの香り!ラベンダーソフトクリーム&限定グルメ
ラベンダー園を訪れたら、ぜひ味わいたいのが「ラベンダーソフトクリーム」です。あぶくま洞レストハウスなどで販売されており、ラベンダーの爽やかな香りとミルクの優しい甘さが絶妙にマッチしています。美しい紫色も写真映えします。
その他にも、ラベンダーを使ったハーブティーや、地元の食材を使った軽食なども楽しめるかもしれません。
4-5. お土産に最適!ラベンダーグッズやオリジナル商品
レストハウスの売店では、ラベンダー園にちなんだお土産がたくさん見つかります。ポプリやサシェ、ラベンダーオイル、ドライフラワーなど、ラベンダー関連商品が豊富に揃っています。ラベンダー石鹸やハンドクリームも人気です。
あぶくま洞のオリジナルグッズと合わせて、旅の思い出を探してみてはいかがでしょうか。
4-6. (New!) 手作り体験!クラフト教室に参加しよう
2025年の開園期間中、ラベンダーを使ったクラフト教室も開催されます! 旅の記念に、オリジナルのラベンダーグッズを作ってみませんか?
- 開催時間: 10:00 ~ 15:00
- 開催日: 開園期間中の各指定日
- 内容: ラベンダースティック作りなど(内容は変更される場合があります)
- 注意点: 天候により中止となる場合があります。
詳しい開催日や内容、料金については、あぶくま洞の公式サイトで発表される情報をチェックしてください。事前予約が必要な場合もあるため、早めの確認がおすすめです。
5. あぶくま洞ラベンダー園と合わせて楽しみたい周辺スポット
せっかく田村市まで来たなら、ラベンダー園だけでなく、周辺のスポットも巡ってみましょう。
5-1. 神秘の地底空間!「あぶくま洞」の見どころと所要時間
ラベンダー園のすぐ隣にある「あぶくま洞」は、約8,000万年もの歳月をかけて創られた大鍾乳洞です。全長約600mの洞内には、種類と数の多さでは東洋一ともいわれる鍾乳石が広がっています。
- 見どころ:
- 滝根御殿: 洞内最大のホール。高さ約29mの空間は圧巻です。
- 月の世界: 日本で初めて舞台演出用の調光システムが導入されたエリア。幻想的な光と音の演出が楽しめます。
- 探検コース: 一般コースとは別に、狭い場所をくぐり抜けたり、丸太の橋を渡ったりするスリル満点のコース(別途料金)。
- 所要時間: 一般コースは約40分、探検コースは約60分が目安です。
ラベンダーの爽やかさとは対照的な、ひんやりとした神秘的な空間は、ぜひ体験していただきたいスポットです。
5-2. ランチはここで決まり!周辺のおすすめグルメスポット
あぶくま洞のレストハウスでも軽食は楽しめますが、周辺でランチを探すなら以下のような選択肢があります。
- レストハウス釜山(あぶくま洞敷地内): 定食や麺類など、定番メニューが揃っています。https://tabelog.com/fukushima/A0702/A070203/7001856/
- かなや食堂: 地元の食材を使った食堂。https://tabelog.com/fukushima/A0702/A070203/7004107/
5-3. 自然を満喫!近くの観光・レジャースポット
- 入水鍾乳洞 (いりみずしょうにゅうどう): あぶくま洞から車で約10分。こちらは水の中をジャブジャブ進む、本格的なケイビング(洞窟探検)が楽しめる鍾乳洞です。着替え必須のアドベンチャースポット。
- 参照URL: http://irimishoshunyudo.com/
- グリーンパーク都路: 車で約30分。オートキャンプ場やコテージ、バーベキュー施設などがあり、アウトドアを楽しめます。
- リカちゃんキャッスル (小野町): 車で約20分。女の子に大人気のリカちゃん人形のテーマパークです。
5-4. 1泊するなら?周辺のおすすめ宿泊施設
ゆっくりと観光を楽しみたい場合は、宿泊もおすすめです。
- ホテル: 郡山市内まで出れば、ビジネスホテルからシティホテルまで選択肢が豊富です。
- 旅館: 磐梯熱海温泉や岳温泉など、少し足を延ばせば福島の温泉地も楽しめます。
- ペンション・民宿: 田村市周辺にも、アットホームな雰囲気の宿が点在しています。
6. あぶくま洞ラベンダー園へ行く前に知っておきたいこと
快適にラベンダー園を楽しむために、服装や持ち物、注意点を確認しておきましょう。
6-1. おすすめの服装と靴は?歩きやすさが重要!
ラベンダー園は丘陵地にあり、散策路は整備されているものの、未舗装の部分や坂道もあります。
- 服装:
- 動きやすく、体温調節がしやすい服装がおすすめです。初夏とはいえ、標高がやや高いため、朝晩や曇りの日は肌寒く感じることも。薄手の羽織るものがあると安心です。
- 日差しを遮るものがないため、帽子は必須アイテムです。
- 靴:
- 歩きやすいスニーカーやウォーキングシューズが最適です。ヒールのある靴やサンダルは避けましょう。
6-2. 必須の持ち物リスト(日焼け止め・帽子・虫よけなど)
- 帽子: 上記の通り、日差し対策に必須です。
- 日焼け止め: 紫外線が強い時期なので、忘れずに塗りましょう。
- 飲み物: 園内や周辺に自動販売機はありますが、散策中の水分補給用に持参すると安心です。
- 虫よけスプレー: ラベンダーにはミツバチが多く集まります。刺されることは稀ですが、気になる方は虫よけスプレーがあると良いでしょう。特に、甘い香りの香水などは避けた方が無難です。
- カメラ: 美しい景色を記録するために、ぜひ持っていきましょう。
- タオル: 汗を拭いたり、手を洗った後に使ったりするのに便利です。
- 雨具: 天気が変わりやすい時期なので、折りたたみ傘などがあると安心です。
6-3. 雨天時の楽しみ方と注意点
雨の日でもラベンダー園を散策することは可能ですが、足元が悪くなるため注意が必要です。特に、摘み取り体験やクラフト教室は天候により中止となる場合があるため、雨天時は開催状況を確認しましょう。
小雨程度なら、雨に濡れたラベンダーも風情があって美しいものですが、強い雨の場合は、無理せず「あぶくま洞」やレストハウスでの滞在を楽しむのが良いかもしれません。あぶくま洞内は天候に関係なく楽しめます。
6-4. 2025年に開催予定のイベント情報(まとめ)
2025年のあぶくま洞ラベンダー園では、以下のイベントが予定されています。
- ラベンダー園開園: 6月14日(土)~7月6日(日)
- ラベンダー摘み取り体験: 期間中毎日 10:00~15:30 (1カップ500円)
- クラフト教室: 期間中の指定日 10:00~15:00
いずれも天候により中止となる場合があります。 最新情報は公式サイトで確認しましょう。
口コミ・写真
まとめ|2025年もあぶくま洞ラベンダー園で癒しのひとときを
今回は、あぶくま洞ラベンダー園の2025年の開催情報や楽しみ方について詳しくご紹介しました。
6月14日から7月6日までの期間、紫色の絨毯と爽やかな香りに包まれるラベンダー園、そして神秘的なあぶくま洞は、訪れる価値のある魅力的なスポットです。この記事を参考に、ぜひ初夏のお出かけ計画を立ててみてはいかがでしょうか。
美しいラベンダー畑で、心癒される素敵な時間をお過ごしください。
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